【2024年版】ブログにおすすめのWordPressテーマ(有料&無料)

今回は、ブログ運営をするのにおすすめしたいWordPressテーマを紹介します。

私自身、WordPressのテーマを開発しており、ある程度テーマには精通しています。

今回紹介するテーマは、全て利用した上でおすすめをしています。

ブログ向けのWordPressテーマをお探しの方は是非参考にしてください。

テーマは有料と無料どちらがおすすめ?

テーマには有料のものと無料のものがあります。

無料のテーマはお金がかからないというメリットがある反面、デザインと機能を両立させたものがほとんどありません。

デザインにこだわりがない、機能さえよければ良いのであれば、無料でも問題はありませんが、デザインにもこだわりたいのであれば有料がおすすめです。

また、無料テーマは更新が止まってしまうことも多いです。

現在頻繁に更新されている有名な無料テーマは、「Cocoon」くらいで、他は更新が止まっています。

長く使いたいのであれば、有料テーマの方がおすすめです。

おすすめの有料WordPressテーマ

まずはおすすめの有料テーマを紹介していきます。

SWELL

おすすめ度: ★★★★★

税込17,600円(2024年2月15日現在)

今最も人気のあるブログ向けのWordPressテーマの1つです。

SWLLの特徴

豊富なオリジナルブロックでサイトを自由自在に構築できるのが特徴です。

WordPress本体のブロックにも独自のカスタマイズが追加されています。

ライセンスの制限はなく、複数のサイトで利用できます。

高速化や広告に関する設定も豊富で、収益化もしやすい作りになっています。

利用者が多いので困ったときに解決方法を調べやすいというメリットあります。

SWELLを選ぶデメリットを強いて挙げるなら、利用者が多い分デザインが被りやすいという点です。

SWELLのおすすめポイント

高機能で人気のあるSWELLには、以下のようなメリットがあります。

ブロックエディターの使い勝手が抜群

SWELLにはオリジナルのブロックが多数搭載されているだけではなく、WordPress本体に備わっているブロックの設定も拡張されています。

そのため、ブロックエディターの使い勝手は抜群で、自由に直感的に操作ができます。

たまに「クラシックエディターの方が使いやすい」という人もいますが、SWELLを使うとその考えも変わるかもしれません。

細かな設定ができる

設定項目については前述しましたが、細かな設定ができるのがSWELLの良い点です。

ある程度ブログ運営に詳しくなると、パフォーマンス面やSEOなどで細かい設定をしたくなります。

豊富な設定項目で痒い所に手が届くテーマです。

利用者が多いので困った時に調べやすい

SWELLは利用者が多い分、テーマの設定などで困った時に解決しやすいのもメリットです。

設定やカスタマイズなどを解説した記事が数多く書かれているからです。

逆にマイナーなWordPressテーマを使っていると、困った時に調べても解決方法を書いた記事が見つからないということがあります。

また、SWELLにはユーザー専用のフォーラムがあり、そこで質問をすることができます。

フォーラム | SWELLERS’ | SWELLユーザー専用サイト

ここに質問をすると開発者や他のユーザーが回答してくれます。

複数のサイトで利用可能

SWELLは、複数のサイトで使っても問題ありません

テーマによっては、1ライセンス1サイトという制限を設けている場合があります。その場合、別サイトで利用する際に再度購入しなくはいけません。

ライセンスを制限しているテーマと比較すると、複数のサイトで使えるというのはかなりお得感があります。

SWELLについてはこちらの記事で紹介しています。

SWELLの詳しい内容は公式サイトをご覧ください。

STREETIST

おすすめ度: ★★★★★

税込14,300円(2024年2月15日現在)

スタイリッシュなデザインのWordPressテーマです。

デザインだけではなく、サイトの表示速度や収益化、SEOなど細かい点に配慮して作られたテーマです。

STREETISTの特徴

STREETISTには専用のブロックプラグイン(無料)がセットになっていて、インストールするとさまざまなブロックが追加されます。

2024年の2月にバージョン2が公開され、機能が多く搭載されました

バージョン2で搭載されているブロックの数や機能が強化されています。

また、デザインのパターンも増えて好みのデザインにしやすいのも特徴です。

STREETISTのおすすめポイント

STREETISTには以下のようなおすすめポイントがあります。

豊富なオリジナルのブロック

このテーマにはオリジナルのブロックが数多く用意されています。

  • ボックスブロック
  • タイトル付きボックスブロック
  • オリジナルボタンブロック
  • CTAブロック
  • 吹き出しブロック
  • アコーディオンブロック
  • FAQブロック
  • リッチブロック
  • ステップブロックなど

上記は一例ですが、多くのブロックが使えます。

他にも、レイアウトに便利なレスポンシブカラムブロックレスポンシブスペーサーブロックといったブロックもあります。

トップページ用にメインビジュアルブロック新着記事一覧ブロックカテゴリーの新着記事ブロックおすすめ記事ブロックなどもあります。

ウィジェット用にはプロフィールブロック関連記事ブロックランキングブロックアドセンスブロックがあります。

高速表示

STREETISTにはサイトを高速化する機能が多数搭載されています。

  • 画像はデフォルトで遅延読み込み
  • CSSのインライン化
  • アドセンスの遅延読み込み
  • XやInstagram埋め込みの遅延読み込み
  • jQueryを読み込まない設定
  • 画像サイズの最適化

など、表示を速度を速くする仕組みが組み込まれています。

オシャレなデザイン

STREETISTは他のテーマとはデザインが大きく異なり、スタイリッシュな印象です。

デザインの設定も豊富にあるので、好みのデザインを構築しやすいです。

機能とデザイン両方にこだわりたい方にはおすすめしたいテーマです。

複数のサイトで利用可能

STREETISTは、100%GPLのテーマなので、1回の購入で複数のサイトで利用できます。

ただし、購入時に発行されるキーを第三者に譲渡することはできません。

自分で使う分であれば、複数サイトの利用は問題ありません。

カスタムテンプレートが便利

固定ページには、レイアウトを自由に設定できるカスタムテンプレートが用意されています。

余白や幅などを設定でき、トップページやシンプルなページに使うと便利です。

セクションブロックと併せて使うといい感じにレイアウトができます。


他にも様々な特徴があるので、STREETISTの詳細は公式サイトでご確認ください。

SANGO

おすすめ度: ★★★★★

税込14,800円(2024年2月15日現在)

SANGOは、「サルワカ」の運営や「Zenn」を開発しているCatNoseさんが作ったテーマです。

Googleが推奨しているマテリアルデザインで、使い心地が抜群のテーマです。

オシャレ、可愛いデザインのブログにしたい人にはおすすめのテーマです。

表示速度が速いのも魅力の1つです。

レンタルサーバーのConoHaWINGとセットで購入すると、若干安くなります。

SANGO|レンタルサーバーならConoHa WING

うちでもConoHa WINGは使ってまして、機能面や操作性は良いので結構おすすめです。

SANGOのおすすめポイント

SANGOにはたくさんのおすすめポイントがあるのですが、今回はいくつかを紹介したいと思います。

オシャレなデザイン

「サルワカ」というオシャレメディアを作っているCatNoseさんだけあって、このテーマもオシャレな仕上がりになっています。

Googleが提唱しているマテリアルデザインに準拠しており、操作感が気持ちいい作りになっています。

豊富な設定

デザインや表示に関する設定は「外観」→「カスタマイズ」から行います。

「カスタマイズ」で設定ができるメリットは、サイトをプレビューしながら行えるという点です。

カスタマイズの設定画面で実際の表示を見ながら設定できます。

SEOや高速化など、外観ではなく中身の設定は「SANGO設定」で行います。

読み込みが速い

デザインとサイトのパフォーマンスを両立させるのは案外難しいのですが、このテーマは表示速度が速いです。

SANGOはAMPに対応していませんが、テーマ自体の速度でカバーしているので特に問題はありません。

基本的なSEOの設定はテーマでできる

SEOに関する基本的な設定は、テーマでできるようになっています。

特殊な使い方をしないのであれば、All in One SEO Packプラグインはインストールしなくても良いでしょう。

プラグインを増やすと不具合になりやすいので(All in One SEO Packの不具合もたまに報告されている)、プラグインなしで設定できるのは便利です。

豊富なオリジナルブロック

SANGOには、オリジナルのブロックが豊富にあります。

ブログ運営に便利なブロックがたくさんあるので、デザイン性の高いページを作成できます。


SANGOについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

SANGOは以下のリンクから購入・ダウンロードができます。

STORK19

おすすめ度: ★★★★☆

税込11,000円(2024年2月15日現在)

STORK19は、人気のテーマをリリースしてきたOPENCAGE(オープンケージ)の有料WordPressテーマです。

以前STORKというテーマがあったのですが、ブロックエディター対応などパワーアップしたのがSTORK19です。

STORK19の特徴

有料のテーマは数多くありますが、個人的にはSTORK19のデザインはかなり良いです。

価格は税込11,000円なので、有料テーマの中では比較的低価格です。高機能なテーマだと15,000円前後が多いですからね。

STORK19の特徴をまとめると、

  • オシャレなデザイン
  • 豊富なオリジナルブロック
  • 既存ブロックの拡張機能
  • ブロックエディタのツールバーにオリジナル設定項目
  • LP作成機能
  • スマホとPCで表示を変えられる
  • ブロックごとのアニメーション機能

設定箇所はそこまで多くないので、どちらかといえば初心者向けです。

人によっては若干物足りないと感じるかもしれません。

STORK19のデザイン

個人的にはSTORK19のデザインはかなり気に入っています。

全体的にポップな雰囲気で、色を多用したデザインでもマッチします。

逆に黒を多用したモノトーンのデザインでも良い感じになります。

STORK19トップページのキャプチャ
トップページ

トップページは大きくメインビジュアルを表示できます。

メインビジュアルが綺麗に表示できるようにヘッダーを透過することもできます。

STORK19トップページ記事一覧のキャプチャ
記事一覧

記事一覧は薄くシャドウがかかったカードタイプです。

STORK19記事ページのキャプチャ
記事ページ

SWELLやSANGOに比べると細かな設定については少し劣る部分はありますが、基本的なところは抑えているのでブログ運営で困ることはそこまでないと思います。

足りない部分はプラグインを使って補うことも可能ですし。

デザイン性が高いテーマなので、デザインにこだわりたいという人にはおすすめです。

STORK19については以下の記事で詳しく書いていますので、気になる方は読んでみてください。

気になる方は購入してみてください。

Affinger6

おすすめ度: ★★★★☆

税込 14,800円(2024年2月15日現在)

Affinger6は、株式会社オンスピードが開発しているWordPressテーマです。

Affingerの前身はStingerというWordPressテーマで、StingerはENJILOGというブログを運営していたENJIさんという方が開発していました。

ちなみにENJILOGはブロガー界隈でも結構有名なブログでした。

Stingerシリーズは無料で配布されていましたが、より機能を向上させた有料版のAffingerがリリースされました。

元々ブログで稼いでいた人が開発しているテーマだけあって、収益化とSEOにこだわって作られています。

Affinger6の価格は14,800円(税込)で、有料テーマの中では平均的な価格設定になっています。

今回紹介するAffinger6は、Affinger5(WING)よりブロックエディターが使いやすいように改良されたバージョンになっています。

Affinger6の特徴

Affinger6の特徴は、前述したように収益化・SEOにこだわって作られている点です。

広告に関しては、記事内にアドセンスの自動挿入、インフィード広告、AMP広告設定、アフィリエイトサイトに便利なランキング機能が実装されています。

SEOに関してはサイト全体のSEO設定が豊富にあることに加え、投稿編集画面にも個別のSEO設定が設けられています。

SEOに関する設定はほとんどテーマ側でできてしまうので、Yoast SEOのようなSEOプラグインを入れる必要性はそこまで高くありません。

広告・SEO以外にもサイトのレイアウトやカラーなどに関する設定も豊富にあり、思い通りの設定がしやすいのもポイントです。

Affinger6のデザイン

Affinger6のデザインは、今風というより一昔前のデザインという印象が強いです。

元々10年くらい前にリリースされたStingerをベースに進化してきたため、その名残りで若干の古さを感じるのでしょう。

SANGOやSTORK19のようなデザイン性を重視したテーマと比べると、Affinger6はより機能に特化したテーマと言えます。

以下は公式サイトに掲載されている、サンプルサイトになります。

http://action-sample.com/af6-sample-3/
https://action-sample.com/af6-sample-2/
http://wing-wp.com/info-sample-1/

サイトデザインの自由度は高いので、トップページの印象は設定によってかなり変わります。

設定次第でダサくもなるし、おしゃれにもなるという感じです。

Affinger6のおすすめポイント

Affinger6には、以下のようなおすすめポイントがあります。

豊富な設定項目

Affinger6には、多くの設定が実装されています。

ある程度WordPressやSEOに関する知見があれば、細かい設定を思い通りにしたいと考えるでしょう。

Affinger6では、テーマ側の設定を「Affinger管理」と「外観→カスタマイズ」で行います。

Affinger管理

Affinger管理には、「全体設定」「メニュー」「ヘッダー」「ヘッダー下/おすすめ」「トップページ」「投稿・固定記事」「SNS/OGP」「SEO」「Google・広告/AMP」「会話アイコン」「その他」といった設定メニューがあります。

外観→カスタマイズ

カラーやレイアウトなどは「外観」→「カスタマイズ」でプレビューを見ながら設定ができます。

「Affinger管理」と「カスタマイズ」の各メニューの中には、かなり細かい設定項目が用意されています。

痒い所に手が届く、それがAffinger6の特徴です。

豊富なSEOの設定

他のWordPressテーマと比較しても、Affinger6のSEO設定は豊富です。

投稿編集画面でも個別投稿の設定があり、titleタグやdescription、リダイレクトの設定ができます。

これだけあれば、SEOプラグインを入れなくても事足りてしまいます。

Affinger6については以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。


購入・ダウンロードは以下から行えます。

THE THOR

THE THORのキャプチャ画像

おすすめ度: ★★★☆☆

税込 16,280円(2024年2月15日現在)

高機能でデザインも優れた有料テーマです。

豊富なデザイン設定とサイト運営に便利な機能が多く搭載されています。

ただし、ブロックエディター(Gutenberg)には対応していません。(2023年12月15日現在)。

その点以外は良いテーマなので、惜しいですね。

THE THORのデモページキャプチャ
THE THORのデモページキャプチャ

こんなオシャレなデザインのサイトを作ることができます。

「カスタマイズ」の画面はこんな感じ。豊富な設定項目がありますね。

THE THORの設定画面

細かいところまで自由自在に設定できるのが、このテーマの魅力です。

ビジュアルエディタには記事執筆を楽にする機能が多数搭載されています。

THE THORのビジュアルエディター

THE THORには様々な特徴がありますが、その一部を紹介します。

THE THOR(ザ・トール)のおすすめポイント

実際にこのテーマを使ってみて、優れいていると感じたポイントをいくつか紹介していきます。

デザインがおしゃれ

機能とデザイン両方に優れいているWordPressテーマというのはそこまで多くありません。

THE THORは高機能な上にデザインもこだわって作られています。

デザイン例は公式サイトのデモページを見てください。

【圧倒的にSEOに強く・上位表示されやすいWordPressテーマ】 THE・THOR(ザ・トール)

デモページからスタイルをダウンロードできる

公式サイトで公開されているデモページのスタイルを、そのままダウンロードすることもできます。

現在9種類のデモページが公開されています。

「こんな風にカスタマイズしたい!」というデザインがあれば、ダウンロードして自分のサイトにアップロードしてください。

カスタマイズが楽

THE THORにはカスタマイズをする機能が豊富にあるため、CSSやHTMLが分からなくても管理画面からカスタマイズをすることができます。

ブログを自分色に染めたい、細かい所まで調整したいという人にもおすすめできます。

サイトのテーマカラー(全体的に使用させる色)を簡単に設定できます。

記事内の装飾を個別に設定することもできます。

記事を装飾する機能が豊富

後ほど詳しく紹介しますが、THE THORには記事を装飾する機能が豊富にあります。

マーカー、ボックス、ボタン、吹き出しなど多くの装飾を施すことができます。

より読みやすいサイトにするために、しっかり記事内の装飾を行いたい人にもおすすめです。

SEOや高速化の設定が楽

SEOに必要な設定も、管理画面や投稿画面から行うことができます。

「All in One SEO Pack」のようなWordPressプラグインは必要ありません。

また、専門的な知識が必要になるようなサイト高速化の設定も、管理画面から行うことができます。

ここまでSEOや高速化にこだわったテーマは滅多にありません。

アクセス解析用のタグ挿入はもちろん、

TOPページのSEOや表示速度の高速化も設定画面からできます。

個別の記事にSEO対策用の設定を行うことができます。

SEO用のプラグインを入れる必要がまずないでしょう。


THE THORについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

購入・ダウンロードは以下のリンクからできます。

無料のテーマはどれがおすすめ?

無料のテーマを選ぶのであれば、以下のテーマがおすすめです。

Lab23

Lab23は無料で利用できるWordPressテーマです。

スタイル設定が豊富にあり、細かくデザインの設定を行うことができます。

オリジナルのブロックも多く用意されているので、パズル感覚でコンテンツを作成することができます。

高機能な上にデザイン性が高く、有料テーマ級のクオリティのテーマです。

サイトやページごとのタイトル、説明文、インデックス設定など、基本的なSEO設定もテーマに実装されています。

豊富なデザインパターン

色設定やレイアウト、スタイルの設定が複数用意されているので、いろいろなデザインにカスタマイズしやすいのが特徴です。

モノトーンやカラフルなサイトまで、幅広く対応しています。

高速表示

表示速度の最適化もされているので、表示が早く快適に閲覧できます。

昨今ではサイトの表示速度はSEOに影響するので、表示速度の最適化は必須となっています。

その点Lab23は問題なく利用できます。

豊富なオリジナルブロック

Lab23にはオリジナルのブロックも豊富に用意されています。

一例を挙げると、以下のようなブロックです。

  • オリジナルボタンブロック
  • ボックスブロック
  • マイクロコピーブロック
  • リッチテーブルブロック
  • 吹き出しブロック
  • セクションブロック
  • アコーディオンブロック
  • 質問と回答ブロック
  • ステップブロック

この他にも多くのブロックがあるので、直感的な操作でブログサイトを作り込むことができます。

このように、機能面とデザイン面両方でバランスの良いテーマになっています。

Cocoon

機能面だけなら有料テーマと同等かそれ以上のスペックを誇る無料WordPressテーマです。

無料の中では最も利用者の多いテーマではないでしょうか。

SEOの設定、ページの高速化、記事を執筆を効率化する装飾機能、アドセンスやアフィリエイトに役立つ機能など、便利な機能が豊富に搭載されています。

ブロックエディタ(Gutenberg)にも対応しています。

ただ、利用者が多い分デザインが被ってしまう点と、開発者がデザイナーではないのでデザインはそこそこという点がデメリットになります。

元々はわいひらさんという方が個人で開発していましたが、株式会社エックスサーバーに事業譲渡し業務提携をして開発しているそうです。

無料とは思えないほど高機能

Cocoonにはオリジナルの設定ページがあり、以下の通り豊富な設定項目があります。

無料でここまで機能が充実しているテーマは他にはありません。

デザインの細かい調整、SEO関連の設定、広告の設定など、ブログ運営に必要な機能は一通り網羅されています。

豊富なオリジナルブロック

Cocoonにはオリジナルのブロックが豊富に用意されています。

一例を挙げると、

  • ボックスブロック
  • オリジナルのボタンブロック
  • 吹き出しブロック
  • アコーディオンブロック
  • タイムラインブロック
  • アイコンリストブロック
  • FAQブロック

他にも、ウィジェットで使える新着記事ブロックやプロフィールブロックなど、ブログ運営に役立つブロックがたくさんあります。

専用フォーラムが用意されている

CocoonにはCocoonフォーラムというものがあり、そこで質問や不具合の報告などができます。

フォーラムではわいひらさんだけでなく、ユーザー同士で問題を解決しているようです。

Cocoonについては以下の記事でも詳しく解説しています。

SEOに強いテーマは?

基本的にSEOはコンテンツの質が重要なので、テーマでSEOが決まるわけではありません。

テーマによってSEOの細かい設定ができるものもありますが、そのような設定がしたかったら「Yoast SEO」のようなプラグインを入れれば細かい設定ができないテーマでも問題ありません。

しかし、SEO対策がしやすいテーマというのはあります。

SEOを重視するのであれば、以下の2点でテーマを選ぶと良いでしょう。

  • 高速化できる
  • 装飾がしやすい

サイトの表示速度はSEOの順位に影響します。表示が遅いとユーザー体験が悪くなるからです。

また、記事を見やすくするとユーザー体験は向上しますので、記事の装飾をしやすいのもSEOには重要になります。

その点を考慮すると、SWELLとSANGO、Affinger6は速度が速く、装飾もしやすくておすすめです。

SEOにおすすめのテーマについては以下の記事をご覧ください。

テーマの選び方

数多くのWordPressテーマがありますが、一体どれを選べば良いのでしょうか。

ここでは、WordPressテーマの選び方を解説したいと思います。

好みのデザインで選ぶ

機能や価格も大事ですが、デザインもとても大切です。

せっかく本格的にブログを始めるのであれば、好みのデザインのテーマを選ぶのがおすすめです。

デザインが気に入らないのに買ってしまうと、後々他のテーマが欲しくなってしまうでしょう。

また、好みのデザインであれば記事を書くのが楽しくなるので、執筆が捗るというメリットもあります。

スペックで選ぶ

本格的にブログを運営するなら、スペックの高さも重要になります。

チェックしたい機能

  • サイト表示速度
  • 記事の装飾機能
  • カスタムブロックの種類やブロックエディターの使いやすさ
  • 便利なショートコードがあるか
  • 収益化を助ける機能

ライセンスで選ぶ

この記事で紹介したWordPressテーマは全て複数のサイトで利用することができますが、一部の有料テーマはインストールできるサイトの数に制限を設けています。

利用が制限されると、複数サイトを立ち上げる時に困るので、複数サイトで利用できるテーマがおすすめです。

そもそも、サイト数の制限を設けること自体WordPressのライセンス違反なのですが…。

100%GPLとは?

WordPressはGPLというライセンスを採用しています。GPLライセンスの著作物は自由に利用・改変・再配布しても良いのですが、それを利用した著作物に関しても同じようにGPLライセンスで提供しなくてはいけません。

つまり、WordPressテーマもGPLで配布するべきということです。

さらに、100%GPLというのはテーマのPHPだけでなく、CSS・JavaScript・画像などもGPLの対象になるという意味です。

一部のテーマでは「1ライセンス1サイト」など、ライセンスを制限するものもありますが、これはGPLライセンスに違反していることになります。

他のユーザーの評価を調べる

購入する前に、Googleでテーマについて調べてみましょう。

テーマを調べていると、メリット・デメリットを知ることができます。

自分が欲しい機能があるのか、デメリットは許容できるものなのかを調べておきましょう。

しっかり更新されているテーマを選ぶ

有料テーマの中には、開発がストップして機能が追加されていないものもあります。

テーマを購入するのであれば、現在も開発が進められているものをおすすめします。

ほとんどのテーマでは公式サイトでアップデート情報が記載されているので、最新のアップデート日を確認しておきましょう。

有料テーマの魅力とは

WordPressには無料のテーマも膨大に存在します。しかし、なぜ有料テーマがおすすめなのでしょうか。

ここでは、有料テーマの魅力をお伝えしたいと思います。

デザインがオシャレ

有料で販売されているテーマの多くは、デザイン性に優れています。

CSS(WEBサイトを装飾するマークアップ言語)が分からなくても、管理画面から簡単にオシャレなサイトを作成することができます。

サイトを運営するなら気に入ったデザインの方がテンションが上がります。

機能が豊富

有料テーマのほとんどが、細かい設定ができて機能が豊富です。

機能が少ないと余計なプラグインが増えたり、自分でカスタマイズしたりと面倒なことが多くなります。

長く使うのであれば機能が少ないのは不便です。

Cocoonのように無料で高機能のものもありますが、無料テーマのほとんどは機能面で有料テーマに見劣りします。

日本語対応

確かに無料でもオシャレなテーマはあります。しかし、その多くは海外向けとなっています。

英語で表示した時はオシャレでも、いざ日本語でタイトルやメニューを設定したり、記事を書いたりすると、しっくりこないことも往々にしてあります。

また、設定画面が日本語に対応していなくて分かりづらいこともあります。

国内で販売されている有料テーマなら、設定項目が日本語なのはもちろん、日本語で綺麗に表示されるように作られています。

サポートがある

無料のテーマだと、不明点があった際のサポートがない場合もあります。

基本的に有料テーマは問い合わせフォームやフォーラムなどで、不明点の質問ができるようになっています。

テーマによってはサポート期間が定められていたり、サポートが別料金の場合もありますが、人気のテーマのほとんどは追加料金がかかりません。

まとめ

最近のWordPressテーマは高機能なものが多いので、この記事で紹介したテーマを使っておけば記事執筆はかなり捗るかと思います。

オリジナルブロックの開発競争が活発になっており、どんどん便利になっています。

今回は実際に使ってみて良かったテーマを紹介しました。

この記事を参考に、好みのテーマを見つけてください。

オリジナルのWordPressテーマを作りたいないら

当社、株式会社RETVALではWordPressでのサイト制作を行なっています。

ブログサイトからコーポレートサイトまで多くのWordPressサイトを制作してきましたので、

オリジナルブロックの開発も可能です。

市販されているテーマではなくオリジナルのWordPressテーマを作りたいという方は、是非ご相談ください。


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