ここでは、私がおすすめしたいWordPressのプラグインを紹介します。
プラグインの中には、「必ず入れておくべきもの」と「あると便利なもの」があります。
この記事では、必須編とあると便利編に分けて紹介していきます。
どのプラグインを入れたら良いのか分からないという人は、ぜひ参考にしてください。
【必読!】プラグインの入れすぎに注意
WordPressには便利なプラグインがたくさんあります。
しかし、プラグインのインストールは必要なものだけを入れて、入れすぎてはいけません。
それには3つの理由があります。
エラーの原因になる
あまりにもプラグインを入れすぎると、エラーが発生する可能性が高くなります。
しかも、たくさんのプラグインを入れていると、どれが原因なのか突き止めるのが大変になってしまいます。
サイトが遅くなる
プラグインは便利な機能がたくさんある反面、使いすぎるとサイトが重くなる原因になります。
サーバーでの処理もそうですし、HTMLの記述が増えてブラウザ側でも遅くなります。
脆弱性の原因になる
プラグインの中には、過去に脆弱性が見つかって攻撃の対象となったものがいくつかあります。
プラグインを入れすぎると、その悪意のある第三者による攻撃を受けやすくなるというデメリットがあります。
できる限りプラグインの利用は少なめにして、依存するのは避けるようにしましょう。
必須のプラグイン
ここでは、WordPressサイトには絶対入れておきたいプラグインを紹介していきます。
Akismet
Akismet Anti-Spam | WordPress.org
コメント欄を設置するなら必ず入れておきたいプラグインです。
スパムコメントが付くのを防ぐことができます。
Google XML Sitemaps
Google XML Sitemaps | WordPress.org
Googleにサイトを適切にクロールしてもらうには、サーチコンソールでサイトマップを送信する必要があります。
このプラグインは、サイトマップを自動的に生成してくれます。
自分でサイトマップのXMLファイルを作るのは手間だし知識がいるので、とても便利なプラグインです。
WP Multibyte Patch
WP Multibyte Patch | WordPress.org
WordPressを日本語に対応させるために必須のプラグインです。
文字化けを防いだり、文字数のカウントを正確に行うためのプラグインになります。
All In One WP Security & Firewall(もしくはSiteGuard WP Plugin)
All In One WP Security & Firewall | WordPress.org
WordPressでサイトを運営するには、必ずセキュリティを強化しましょう。
WordPressは利用者が多いため、標的にされやすいからです。
せっかく収益のあるサイト、アクセスのあるサイトを作ったのに、悪意のある第三者に改ざんされてしまうと最悪です。
場合によっては自分だけでなく、サイト閲覧者に迷惑をかけてしまいます。
私はセキュリティ強化のために「All In One WP Security & Firewall」を入れていますが、よりシンプルな「SiteGuard WP Plugin」でも良いでしょう。
SiteGuard WP Plugin | WordPress.org
あると便利なプラグイン
必須ではありませんが、あると便利なプラグインを紹介していきます。
Contact Form 7
Contact Form 7 | WordPress.org
Contact Form 7 は複数のコンタクトフォームを管理できるプラグインです。
サイトの目的によっては必須ですね。
フォームとメールの内容を簡単なマークアップで柔軟にカスタマイズできます。
Ajax によるフォーム送信、CAPTCHA、Akismet スパムフィルタリング等々サポートしています。
私もインストールしています。
All in One SEO Pack
All in One SEO Pack | WordPress.org
様々なSEO用の設定ができるプラグインです。
以前は「必須」と紹介されていましたが、最近のWordPressテーマは細かいSEO設定ができるものが増えています。
今では必須とは言えないでしょう。
ただ、人気テーマの中にも「All in One SEO Pack」が必要なものもあるので、テーマのSEO設定に不満があればインストールしましょう。
Table of Contents Plus
Table of Contents Plus | WordPress.org
目次を自動で生成してくれるプラグインです。
ページの内容やボリュームをあらかじめ閲覧者に知らせることができるので、目次はユーザビリティを高めることができます。
目次はSEO的に良いとされるので、入れておくと良いでしょう。
私もインストールしており、この記事の目次もこのプラグインで生成しています。
Compress JPEG & PNG images
Compress JPEG & PNG images | WordPress.org
画像を圧縮してくれるプラグインです。
画像圧縮を行うとファイルサイズが小さくなり、ページの読み込みが速くなります。
同じ画像圧縮プラグインでは「EWWW Image Optimizer」が有名ですが、「Compress JPEG & PNG images」の方が圧縮率が高く、効果が大きくなります。
ただし、このプラグインを無料で使えるのは月に500枚までで、それ以上圧縮するのは有料になります。
Broken Link Checker
Broken Link Checker | WordPress.org
サイト内のリンク切れをチェックしてくれるプラグインです。
リンク切れがあると、閲覧者が困りますし、SEO的にもよくありません。
このプラグインを入れておいて、リンク先が404になっていないかチェックしましょう。
Redirection
簡単にリダイレクトが行えるプラグインです。
通常リダイレクトを行うにはhtaccessファイルを編集する必要がありますが、このプラグインがあると楽にリダイレクトできます。
たくさんの記事で個別にリダイレクトを行う必要があるなら、使ってみても良いでしょう。
しばらく更新されていないプラグインには注意
プラグインの中には、長い間アップデートされていないものもあります。
このようなプラグインは、新しいバージョンのWordPressやPHPで動かない可能性があります。
また、セキュリティ的にもあまり良くありません。
更新されていないプラグインを使用するのは避けたほうが良いでしょう。
更新されてないけど、どうしても使いたいプラグインがある場合、Googleで検索して他の人の利用状況は確認しておきましょう。
まとめ
前述しましたが、プラグインの入れすぎはエラーや速度低下の原因になるので注意が必要です。
とはいえ、効率的にサイトを運営するならいくつか絞ってプラグインを入れてみましょう。
他にもこんな記事があります。
オリジナル自作WordPressテーマの作り方を徹底解説【ブログ用】 | SHIROMAG
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