WordPressブログにおすすめのレンタルサーバー!速度・性能も徹底比較

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今回は、WordPressブログに最適なレンタルサーバーを紹介します。

現在私が契約している5つのレンタルサーバーを様々な角度から比較していきます。

この記事を読めばあなたにぴったりなサーバーが見つかるはずです。

これからWordPressを始めようと思っている人は、ぜひ参考にしてください。

※解説が必要そうな用語は記事の最後で解説しています。

おすすめのレンタルサーバーはエックスサーバー

最初に結論から言いますと、総合的に見ておすすめしたいのはエックスサーバーです。

エックスサーバー は、速度、使い勝手、安定性が優秀なレンタルサーバーです。

それぞれのサーバーの特徴

ここでは、各レンタルサーバーの特徴を紹介していきます。

エックスサーバー

私がメインで使っているのがエックスサーバーです。

エックスサーバーにはX10、X20、X30というプランがありますが、個人で利用する分にはX10で十分です。

今回はX10プランにした場合のスペックなどで解説していきます。

エックスサーバー(X10)
月額料金 36ヶ月契約で最低900円(税抜)×36ヶ月、
3ヶ月契約で1,200円(税抜)×3ヶ月
初期費用 3,000円(税抜)
WordPress
簡単インストール
無料SSL
速度
安定性
使い易さ
ディスク容量 200GB
転送量
(目安)
70GB/日

エックスサーバーの良い点・イマイチな点

エックスサーバーの良い点

  • 高速なのでサイト表示が速い
  • 利用者が多いので、Web上に情報が豊富にあって困らない
  • 安定性が高い
  • 管理画面が使いやすい

正直スペックだけで言えばConoha WINGの方が上なのですが、利用者が多い分トラブルがあった時に情報が見つけやすいってのが大きなメリットです。

エックスサーバーのイマイチな点

  • 月額料金は少し高い

あまりデメリットを感じないレンタルサーバーですが、強いて言えば他のサーバーに比べると月額料金は高めです。

しかし、性能を考えるとコスパはとても高いので、高いお金をだす価値は大いにあります。

エックスサーバーはこんな人におすすめ!

エックスサーバーがおすすめな人

  • 本格的にWebサイトを運営したい人
  • 日々のアクセス数を増やしたい人
  • サーバーに安心感を求める人

逆に、以下のような人にはエックスサーバーは向いていません。

エックスサーバーをおすすめしない人

  • とにかく安く抑えたい人
  • 日々のアクセスは少なくて良い人

私自身もそうですが、周りのサイト運営者のほとんどがエックスサーバーを利用しています。

迷ったらエックスサーバーで間違いないでしょう。

関連記事:【レンタルサーバー】エックスサーバーのスペック、おすすめポイント・不満点 | SHIROMAG

mixhost

mixhostは比較的低価格で高速なレンタルサーバーです。

ただし、以前記事が消えてしまうというトラブルがあったサーバーなので、少々不安ではあります。

もしmixhostを利用するなら、記事やデータベースのバックアップを取ってくれるWordPressプラグインは必須です。

速度や料金は文句なしですが、安定性がまだまだこれからだなという感じです。

mixhost(スタンダード)
月額料金 36ヶ月契約で880円/月(税抜き)、
3ヶ月契約で1,380円/月(税抜き)
初期費用 無料
WordPress
簡単インストール
無料SSL
速度
安定性
使い易さ
ディスク容量 150GB
転送量
(目安)
2TB/月

mixhostの良い点・イマイチな点

mixhostの良い点

  • 高速なのでサイト表示が速い
  • 初期費用が無料
  • WordPressのインストールが簡単

mixhostのイマイチな点

  • 不安定
  • 過去にデータが消える不具合が発生している
  • 管理画面が少し分かりにくい

mixhostはこんな人におすすめ!

mixhostがおすすめな人

  • 高速だけど低価格なサーバーを探している人

逆に、以下のような人にはmixhostは向いていません。

mixhostをおすすめしない人

  • バックアップとかよく分からない人
  • サーバーに安定性・安全性を求める人

基本的にMixHostに安心感はないので、それでも低価格に抑えたいという人向けにはなります。

関連記事:レンタルサーバーmixhostのスペック、おすすめポイント・不満点 | SHIROMAG

ConoHa WING

ConoHaは長くサーバー事業をやっているGMOが提供しているレンタルサーバーです。

高速で高性能という謳い文句は誇張ではなく、かなりサイトを高速化させることができます。

サーバースペックだけで言えば、今回紹介した中で一番です。

料金は1時間単位の計算になるので、月の途中から始めても損することはありません。

個人ユーザーであれば一番下のベーシックプランで十分です。

ConoHa WING(ベーシック)
月額料金 1ヶ月最大1,200円(2円/時)
初期費用 無料
WordPress
簡単インストール
無料SSL
速度
安定性
使い易さ
ディスク容量 200GB
転送量
(目安)
2.5TB/月

ConoHa WINGの良い点・イマイチな点

ConoHa WINGの良い点

  • 共用レンタルサーバーの中では国内最速クラス
  • 初期費用が無料
  • WordPressのインストールが簡単

ConoHa WINGのイマイチな点

  • 管理画面が少し分かりにくい
  • 新しいサービスなのでWEB上に情報が少ない
  • 高性能な分、料金は高い

性能で言えばNo.1と言えるレンタルサーバーですが、まだ新しいためにWEB上の情報はまだ多くありません。

そのため、現段階ではエックスサーバーを推奨しています。

ただし、今後利用が広がればConoha WINGを推奨するようになるでしょう。

ConoHa WINGはこんな人におすすめ!

ConoHa WINGがおすすめな人

  • とにかく高速なレンタルサーバーを探している人
  • ある程度のトラブルは自力で解決できる人

逆に、以下のような人にはConoHa WINGは向いていません。

ConoHa WINGをおすすめしない人

  • サーバーのことはよく分からない
  • お金をかけたくない人

WEB上に情報は少ないけど自分でどうにかできる・外注でどうにかする!という人にはかなりおすすめできます。

コンテンツキャッシュをONにするとめちゃくちゃ速いです。

ロリポップ

低価格で利用できるレンタルサーバーがロリポップです。

利用者の多い「スタンダードプラン」でも、月額たったの500円〜で利用することができます。

安い代わりに、エックスサーバーなど上に挙げたレンタルサーバーに比べると速度は劣ります。

ある程度速度は犠牲にしても良いので、あまりサーバーにお金をかけたくないという人は、ロリポップでも良いでしょう。

WordPressの利用を目的としているのなら、下記のさくらインターネットよりもロリポップがおすすめです。

ロリポップ(スタンダード)
月額料金 月額 500円〜
初期費用 1,500円
WordPress
簡単インストール
無料SSL
速度
安定性
使い易さ
ディスク容量 120GB
転送量
(目安)
100GB/日

ロリポップの良い点・イマイチな点

ロリポップの良い点

  • とにかく安い!
  • WordPressのインストールが簡単
  • 管理画面は比較的分かりやすい

ロリポップのイマイチな点

  • FTPアカウントは1つだけ
  • 速度はイマイチ

ロリポップはこんな人におすすめ!

上記のことから、ロリポップは以下のような人におすすめです。

ロリポップがおすすめな人

  • 月額料金を抑えたい人
  • サイトのアクセスはそこまで気にしない人

逆に、以下のような人にはロリポップは向いていません。

ロリポップをおすすめしない人

  • サイトのカスタマイズを外注する人
  • サイトを高速にしたいという人

本格的にアクセスを集めるサイトを目指すのであれば速度面がネックになりますが、アクセスを気にしなければロリポップで十分です。

ただし、外部の人にサイトを作成・修正してもらう予定の人にはあまりおすすめできません。

さくらのレンタルサーバ(さくらインターネット)

さくらインターネットは老舗の会社で、レンタルサーバーは多くの個人・企業に利用されています。

ただし、WordPressでサイトを構築する場合は、さくらインターネットはおすすめできません。

まず、WordPressサイトの速度がかなり遅いことが挙げられます。

さくらのレンタルサーバ(スタンダード)
月額料金 515円
初期費用 1,029円
WordPress
簡単インストール
無料SSL
速度 ×(WordPress使用時)
安定性
使い易さ
ディスク容量 100GB
転送量
(目安)
80GB/日

WordPressをインストールする機能は付いているのですが、データベースを作る手間があるので他のレンタルサーバーよりも面倒です。

さくらのレンタルサーバの良い点・イマイチな点

さくらのレンタルサーバの良い点

  • とにかく安い!
  • 安定性が高いと評判
  • 利用者が多いので、WEB上に情報が豊富

さくらのレンタルサーバのイマイチな点

  • WordPressがとにかく遅い
  • WordPressの設定がちょっと面倒

さくらのレンタルサーバはこんな人におすすめ!

上記のことから、さくらのレンタルサーバは以下のような人におすすめです。

さくらのレンタルサーバがおすすめな人

  • 月額料金を抑えたい人
  • サイトのアクセスはそこまで気にしない人
  • とにかく安定性を求める人
  • WordPressは利用しない人

逆に、以下のような人にはさくらのレンタルサーバは向いていません。

さくらのレンタルサーバをおすすめしない人

  • WordPressでサイトを運営したい人
  • サイトを高速にしたいという人

HTMLやJavaScriptだけでサイトを作るのは良いですが、WordPressサイトは苦手なようです。

関連記事:さくらインターネットのレンタルサーバー、スペックやおすすめポイント・デメリット | SHIROMAG

速度比較

各サーバーにWordPressをインストールして、同じテーマに。全て同じ記事で計測しています。

今回は、2つの計測方法を使用しました。

  • Google ChromeのDeveloper Tools
  • Apache Bench

Developer Toolsで比較

Developer Toolsを使えば、サイトの表示速度を計測することができます。

Developer Toolsの「Network」で、TTFBとLoad時間を比較してみます。

30回試行して、その平均値を掲載しています。

まずはTTFBから。TTFBというのは、サーバーにリクエストしてから最初の1バイトがダウンロードされるまでの時間です。

サーバー TTFBの平均(ミリ秒)
Conoha WING(コンテンツキャシュ有り) 11.82
エックスサーバー(アクセラレータ有り) 60.42
Conoha WING 68.95
エックスサーバー 69.15
mixhost 72.95
ロリポップ 492.79
さくらインターネット 752.83

お次はLoadの時間。Loadはページが完全に読み込まれるまでの時間です。

サーバー Loadの平均(ミリ秒)
Conoha WING(コンテンツキャシュ有り) 117.48
Conoha WING 175.40
エックスサーバー 184.73
エックスサーバー(アクセラレータ有り) 197.10
mixhost 230.03
ロリポップ 476.96
さくらインターネット 2020.74

これらの比較を見ると、conoha WINGでコンテンツキャッシュを使うのが一番速いというのが分かります。

Conoha WINGのコンテンツキャッシュは高速表示ができるのですが、WordPressのテーマやプラグインによっては不具合が起こる可能性も考えられます。

リスクもあるので、不安な人はコンテンツキャッシュをOFFにして下さい。

Apache Benchで比較

お次はApache Benchというツールで使用します。

Apache Benchを使えば、どれくらいのアクセスを捌けるのか、どれくらいの速度で処理できるのかを計測することができます。

異なる時間帯でそれぞれ5回計測しました。数値はその平均値です。

Requests per second

「Requests per second」は、1秒間にどれだけのリクエストをさばけるかという数値です。

サーバー Requests per second
ロリポップ 370.256
Conoha WING(コンテンツキャシュ有り) 126.37
Conoha WING 52.176
エックスサーバー(アクセラレータ有り) 33.112
mixhost 21.436
さくらインターネット 3.56

なぜかロリポップが異常に高い数字を記録しています。

Developer Toolsでの計測によれば、ロリポップはそこまで速いという訳ではないのですが、このような数字になる原因は不明です。

ロリポップを除けばConoha WINGが非常に高い数値になっています。

操作のしやすさ

操作のしやすさは主観的になってはしまうのですが、私はエックスサーバーが一番使いやすいです。


【エックスサーバー】

サイドバーにメニューが並んでいるのでワンクリックで目的のページまで行けます。


【mixhost】

mixhostもワンクリックで目的のページに行けるのですが、項目が多かったり、専門的な機能が並んでいるので、初心者には見辛いです。


【Conoha WING】

Conoha WINGは一見シンプルなのですが、どこに何があるのかがパッと見で分かりづらいです。

慣れるのに時間がかかりそうです。


【ロリポップ】

ロリポップはマウスオーバーでサブメニューが出てくるので分かりやすいですね。

初心者にも比較的分かりやすい作りになっています。


【さくらのレンタルサーバ】

さくらのレンタルサーバの管理画面は比較的分かりやすい作りになっています。

ただ、WordPressのクイックインストールは他のレンタルサーバーに比べると使いにくいです。

操作性で言えば、エックスサーバーとロリポップが優れており、他は少し劣るかなという印象です。

あくまでも主観なので、参考程度にしてください。

【補足説明】サーバー用語解説

サーバーの専門用語について解説しておきます。

SSL

SSLというのは、通信を暗号化して第三者に情報を盗み取られないようにする通信手段です。

SSL化されたサイトはURLが「https」から始まり、アドレスバーに鍵マークがついています。

WEBサイトで入力した名前やパスワードなどを、誰かに見られたら困りますよね?SSLはそれを防ぐことができます。

現在はSSL化されているサイトがSEOで有利となっており、必須とも言えます。

無料でSSL化できるレンタルサーバーも増えています。

転送量

各社が記している転送量は、ある期間でどれくらいのアクセス(データ転送)で制限されるかという数値です。

「70GB/日」と書かれていれば1日で70GBまで、「2TB/月」と書かれていれば1ヶ月で2TBまでのアクセス(データ転送)ということになります。

この数値はあくまでも目安です。超えた時にどうなるかは、各社で対応が異なるようです。

ディスク容量

HTML・PHPやCSS、画像などの各種ファイルはサーバー内に保存されています。

サーバーにアップできる容量というのは決められています。

ちなみに私のエックスサーバー(容量200GB)にはこのサイトを含め3つのサイトをアップしているのですが、使用しているのは0.8GBです。

200GBのうち0.8GBしか使っていないのです。

個人で利用する分では、ディスク容量はそれほど気にする必要はありません。

FTPアカウント

自分のパソコンからサーバーにファイルをアップロードするために、FTPクライアント(ソフト)というツールを利用します。

通常は自分がファイルをアップするために1つのアカウントがあれば良いのですが、外部の人がファイルをアップするために別のアカウントを追加することがあります。

複数のFTPアカウントを作ることで、WordPressのカスタマイズや修正などを依頼するのが便利になります。

コンテンツキャッシュ

WordPressというのはPHPというプログラミング言語で作られています。

PHPのプログラムはサーバーで処理を行い、その結果がブラウザ(Google Chrome、Safariなど)に表示されます。

コンテンツキャッシュというのは、アクセスする度に処理を行うのではなく、一定間隔(2分おきとか)で処理の結果を保存しておいて、それを表示させる仕組みです。

PHPの処理は省くことができるので、サイトを高速で表示させることができるのです。

Conoha WINGやLolipopで利用できます。

まとめ

上記のことから総合的に判断すると、エックスサーバーが安定性・高速性に優れいているのが分かります。

レンタルサーバーはどれを選べばいいか分からないという人は、エックスサーバーを選んでおくのが無難です。

 

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