WING(Affinger5)ではWEBフォント(Google Fonts)の使用を選択できますが、使っていなくても裏で読み込みが行われています。
使っていないWEBフォントが読み込まれると、サイトの表示速度が遅くなるだけです。
今回はこれを削除する方法を紹介します。
親テーマには手を加えず、子テーマのカスタマイズだけでOKです。
バージョン・注意事項
WING(Affinger5)のバージョン: 20181120
テストは行なっていますが、何か問題が起きても責任は負いかねます。
自己責任でお願いいたします。
設定を変更する
まずは、フォントの設定を見てみましょう。
「Noto Sans」と「Rounded M+ 1c」がGoogle Fontsから読み込まれるフォントです。これは使用しない方が、サイトの速度が速くなります。
「游ゴシック」はPCに入っているシステムフォントなので、こちらでも大丈夫です。
私は全体を「デフォルト」、記事タイトル・見出し(h2~3)・ウィジェットボタンなどを「使用しない」を選択しています。
子テーマにコードを追加する
子テーマの「functions.php」に以下のコードを追加します。
念のために、functions.phpのバックアップは取っておきましょう。
// Google Fontsを読み込まない設定
function deregister_styles_google_fonts() {
wp_deregister_style( 'fonts-googleapis-roundedmplus1c' );
wp_register_style( 'fonts-googleapis-roundedmplus1c', '' );
wp_deregister_style( 'fonts-googleapis-notosansjp' );
wp_register_style( 'fonts-googleapis-notosansjp', '' );
wp_deregister_style( 'fonts-googleapis-lato700' );
wp_register_style( 'fonts-googleapis-lato700', '' );
wp_deregister_style( 'fonts-googleapis-montserrat' );
wp_register_style( 'fonts-googleapis-montserrat', '' );
}
add_action( 'wp_print_styles', 'deregister_styles_google_fonts' );
これで、Google Fontsの読み込みをキャンセルすることができます。
結果
設定前後のPage Speed Insightsの点数を比較しました。
モバイルの点数です。
こちらがBefore。
そしてAfter。
3点アップしましたね。設定変更とコピペでできるカスタマイズなので、やっておいて損はないでしょう。
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