Microsoft、「Windows 10 S」を発表
MicrosoftがChrome OSの対抗版として「Windows 10 S」を発表しました。Window 10から機能を減らして軽量化された感じのOSです。
主に教育現場での利用を目的としているようです。
新OS発表にともない、Windows 10 Sを標準搭載した学生向けの薄型軽量ノートPC「Surface Laptop」も発表。
軽量で、スペックも悪くない内容です。米国ではすでに予約を開始しており、価格は999ドルとのこと。まだちょっと高いですね。
今後は189ドルから各メーカーから搭載PCを発売していく予定で、低価格なことからWindows 10 Sユーザーも多少は増えていくかもしれません。
このOSの特徴としては、Windowsストア経由のアプリしかインストールできない点。もし、Windowsストア以外でアプリをインストールしようとすると、インストールが停止してしまうそうです。
うーん、既存のアプリが使えないならWindowsにする必要性が感じられないのですが。
既定のブラウザは変更不可
そんで、先ほどの記事で気になった点が…
また、規定のWebブラウザが(Winストア経由で別のブラウザを導入しても)Microsoft Edgeから変更できないといったユニークな違いもあります。
引用元:http://japanese.engadget.com/2017/05/02/windows-10-s-pc-189-chrome-os/
これは微妙だなぁ。
Windowsストアで別のブラウザをインストールして使っていても、それを既定のブラウザにはできない。
ということは、ブラウザ以外でURLをクリックしたら全部Edgeで表示されちゃうということ。htmlファイルはEdgeで開いちゃう。
Edgeなんて動作確認以外で使ったことがないのですが、やはり評判は悪いみたいですね。
へぇ。
ここからちょっとだけWEB制作の話。
IE時代からWEB制作者からの評判は最低だったMicrosoft製ブラウザ。ある程度マシにはなったとはいえ、その悪評はEdgeになっても健在。
Edgeで非対応のCSS
いまだにEdgeで使えないやつがいくつかあります。
以下はChrome、Firefox、Safariでは使えてEdge非対応のCSSプロパティです。
Edge非対応のCSSプロパティ
- font-kerning
- object-fit/object-position
- tab-size
- text-emphasis
他にも、positionでstickyが使えない、filterエフェクトでurl()が使えない、<ol>で数字を逆順にできないなどの制限があります。
まだあると思うけど忘れました。
CSSの対応状況はコチラのサイトでご覧ください。
Can I use… Support tables for HTML5, CSS3, etc
正直Windowsはブラウザの開発やめちゃえば良いのにと思ってます。
あーあ。