フリーランス(個人事業主)になる準備や手続き

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フリーランスで仕事をするには、様々な準備や手続きがあります。

その準備を怠ると、あとあと面倒なことになりかねません。

この記事では、フリーランスになるための準備や手続きについて解説していきます。

これからフリーランスになろうとしている人は、ぜひ参考にしてください。

会計ソフトの用意

フリーランスになると、確定申告が必須になります。

毎日の売り上げや出費の記録、税金の計算を自力でやるのはとても大変です。

確定申告を楽にするためにも、会計ソフトを利用するのがおすすめです。

私は、freeeという会計ソフトを利用しています。

月額980円から利用できて、30日間の無料お試しも可能です。

日々の収入・支出の入力や税金の計算がとても楽になります。

会計ソフトはフリーランスに必須のサービスなので、ぜひ利用しましょう。

開業届を提出する

開業届を出すと、確定申告をする際に青色申告(詳細は次の項目で解説)が可能になります。

開業届は、国税庁のホームページからダウンロードができます。

先ほど紹介した、会計ソフトfreeeで作成することもできます。

青色申告承認申請書を提出する

青色申告をするためには、青色申告承認申請書を提出する必要があります。

確定申告には、白色申告と青色申告がありますが、青色の方が税金面で有利になります。

白色申告では税金の控除がありませんが、青色申告では複式簿記で記録すれば65万円の控除が受けられます。

青色申告には以下のようなメリットがあります。

青色申告のメリット

  • 複式簿記で65万円の控除
  • 赤字を3年繰り越せる
  • 家族への給料を経費にできる(青色事業専従者給与)
  • 30万円未満の償却資産を経費にできる

様々な税金面でお得になるので、青色申告を選択するのがおすすめです。

複式簿記は少し複雑ですが、会計ソフトを使えば簡単になるので、すぐに慣れます。

青色申告承認申請書も、会計ソフトfreeeで作成することができます。

私は開業届と青色申告承認申請書の両方をfreeeで作りましたが、めちゃくちゃ簡単でした。

指示通りに入力して印刷。そしてマイナンバーの記入と押印して完了でした。

国民年金に加入する

会社員であれば、国民年金と厚生年金を会社が代わりに納めてくれます。

フリーランスになると、国民年金を自分で納付しなくてはいけません。

国民年金第1号被保険者の保険料は16,340円(平成30年度)です。

もし配偶者がいて、会社で国民年金を支払っていない場合、2人分を支払う必要があります。

国民健康保険に加入する

国民年金と同様に、会社員であれば健康保険の保険料は会社が納めてくれます。

フリーランスになると、国民健康保険の保険料を自分で納付しなくてはいけません。

国民健康保険に入らないと、医療費が全額負担になってしまうので、病気や怪我をした時高額な支払いが発生してしまいます。

会社をやめてフリーランス・個人事業主になる際は、国民健康保険の加入を忘れないようにしましょう。

ちなみに会社員の健康保険料は会社が半分支払ってくれているので、個人事業主は高くなります。

事業用の銀行口座を開設する

プライベート用の銀行口座と事業用の銀行口座は別にした方が管理がしやすくなります。

口座を開設するなら、ATM利用手数料があまりかからない、なおかつ家から近い銀行がおすすめです。

もし今後金融機関から融資を受ける予定があるなら、その金融機関で開設してもいいでしょう。

クレジットカードを作る

個人事業主になるとクレジットカードの審査が厳しくなります。

クレジットカードは会社員の頃に作っておくのが安心です。

私は基本的に楽天カードを利用しています。

年会費永年無料の楽天カード

年会費がかからないですし、楽天Edyが付けられるので便利です。

名刺を作る

フリーランスになる前に、名刺は必ず作るようにしましょう。

私自身フリーランスになってから多くの企業の方に会う機会が増えて、名刺を渡すことが多くなりました。

私は、低価格で名刺が作れるラクスルで名刺を作りました。

自分でデザインをして発注しましたが、テンプレートもあるのでデザインができなくても大丈夫です。

ポートフォリオサイトを作る

仕事の実績を公開するために、ポートフォリオサイトは作っておきましょう。

どのような制作物が作れるのか予め確認できるので、クライアントも安心できます。

  • これまでの制作物
  • スキルや得意分野、対応可能範囲
  • 価格表

など掲載するようにしましょう。

ポートフォリオサイトを作る方法はいくつかあるので、一部を紹介します。

Strikingly

ウェブサイト制作 – 無料のウェブサイトビルダー | Strikingly

Webサイト制作の知識がなくても簡単にWebサイトが作れられるサービスです。

無料でも利用できますが、1ヶ月の帯域幅は5GBまでで少なく、独自ドメインが利用できません(Strikingly.comドメイン)。

有料のプラン(月額8$〜)なら独自ドメインが使えて、帯域幅が50GB〜無制限で利用できます。

Ownd

無料でホームページやブログを作ろう – Ameba Ownd(アメーバ オウンド)

アメーバブログやAbemaTVなどで有名なサイバーエージェント製のWebサイト作成サービスです。

国内製なので、全て日本語で利用できるのがポイントです。

知識がなくても簡単にWebサイトを作ることができます。

WordPress

Blog Tool, Publishing Platform, and CMS — WordPress

WordPressはレンタルサーバーを自分で借りてWebサイトを作られるサービスです。

上記のサービスに比べると難易度が高いのですが、自由度が上がります。

膨大なテンプレートが無料で利用でき、ポートフォリオ用のテンプレートも多く公開されています。

本格的なポートフォリオサイトを作りたいのであれば、WordPressの利用も視野に入れてみてもいいでしょう。

仕事用のメールアカウントを作成する

私は、プライベートと仕事用のメールアドレスを別にしています。

理由は、別にした方が見やすいからです。

プライベートのメールには、仕事とは関係ないDM(楽天とか色々)などが送られてきます。

そうすると、重要なメールを見落としてしまう原因になってしまいます。

個人で仕事をする際も、新たにメールアカウントを作るのがおすすめです。

おすすめアプリ

フリーランスになる際に、お世話になるであろうアプリを紹介します。

Trello

上記で解説した通り、フリーランスになるためにはたくさんの手続きや準備が必要になります。

Trelloはやるべきことを付箋のようにリスト化して管理できるアプリです。

私はフリーランスになった時、諸々の手続きを忘れないようにTrelloにやるべきことをリスト化しました。

ブラウザだけでなく、PCやスマホアプリでの利用も可能です。

ChatworkやSlack

クライアントとのやりとりは、ChatworkやSlackといったチャットサービスを利用するのがおすすめです。

メールでやりとりするのは結構面倒です。「いつもお世話になっております…」などの前置きを書くのがマナーとなっているからです。

最近では、ChatworkやSlackでのやりとりをする企業も増えており、できればこちらでも導入しましょう。

Chatworkは、広告関係(Webライターなど)の仕事でよく使われます。

一方Slackは、エンジニアやデザイナーなどの仕事でよく使われています。

自分の業界で頻繁に利用されているサービスを登録しておきましょう。

どちらも、ブラウザ、PC・スマホアプリで利用することができます。

まとめ

フリーランスになるには、やるべきことがたくさんあります。

大変ではありますが、「ビジネスオーナーになったんだ!」と前向きに捉えて、一つ一つこなしていきましょう。

フリーランスにはメリットもたくさんあるので、頑張って準備をしていきましょう。

 

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