先日まで私はとある企業で働いていたのですが(今はフリー)、そこで新しくブログを立ち上げました。
会社では初めての試みだったのでアドセンスは初導入だったのですが、一発で合格することができました。
今回は、私がどのような点に気をつけて記事を作成したか、どのようなサイトだったのかを説明します。
「アドセンスの審査に合格しない」という人はぜひ一読してください。
目次
アドセンスの審査基準は非公開
まず前提として、アドセンスの審査基準というのは非公開です。
あくまでも、私がこうやったら審査に通ったという一例だということは頭に入れてください。
同じようにやっても合格するかは分かりません。
ただ、合格したサイトの一例として参考にはなるはずです。
合格したサイトの内容
私が一発合格させたサイトの内容です。
- デザインやプログラミングのブログ
- 記事数は40記事
- 文字数は1500〜3000文字ほど
という感じです。
アドセンス審査の最新情報
アドセンスについては色々情報が錯綜しているので、ここでまとめておきます。
- 一次審査・二次審査の2段階ではなく、一回で合否が決まる
- 独自ドメインじゃないとダメ
- アカウント毎ではなくサイト毎の審査になったので、新たに作るサイトも審査しないといけない
というのが最新のアドセンス情報です。
以前はアドセンス審査用のブログを立ち上げて突破している人もいましたが、今はサイト毎の審査になったのでそれが通用しません。
必ず独自ドメインを取得する
これは基礎中の基礎ですが、独自ドメインを取得しないと審査に合格することができません。
はてなブログの例をあげると、「〇〇〇〇.hatenablog.com」のようなドメインのサイトはダメです。
お名前.comなどのサービスを使って独自ドメインを取得してください。
取得した独自ドメインで、サイトにアクセスできるように設定しましょう。
ポリシー違反を侵してはいけない
アドセンスの審査に合格するには、ポリシーを守って記事を作成することが重要です。
禁止されているコンテンツは、公式サイトから確認することができます。
2018年12月10日現在、以下のようなコンテンツが禁止とされています。
- アダルト コンテンツ
- 家族向けコンテンツに含まれる成人向けのテーマ
- 危険または中傷的なコンテンツ
- 危険ドラッグおよび薬物に関連するコンテンツ
- アルコールに関連するコンテンツ
- タバコに関連するコンテンツ
- ギャンブルとゲームに関連するコンテンツ
- ヘルスケアに関連するコンテンツ
- ハッキング、クラッキングに関連するコンテンツ
- 報酬プログラムを提供するページ
- 不適切な表示に関連するコンテンツ
- 衝撃的なコンテンツ
- 武器および兵器に関連するコンテンツ
- 不正行為を助長するコンテンツ
- 違法なコンテンツ
これらに該当する記事を書いている場合、アドセンスの審査に受からない可能性が高いです。
この中で、一般的なブロガーでも抵触しそうな項目もあります。
- タバコやアルコールの銘柄について
- ポイントサイトやASPに登録を促す記事
こういった内容の記事を書くとアウトになるので、もしあれば削除しましょう。
独自性の強いコンテンツを作成する
私が作成したサイトは他のサイトの焼き直しではなく、独自性のあるコンテンツでした。
具体的にいうと、デザインやプログラミングの技術に関する記事です。
逆に、独自性のない、ありきたりなコンテンツは合格しづらいでしょう。
ブログを始めたばかりの人は似たような記事を書きがちです。
ありきたりな記事というのは、「ブログでアクセスを増やす方法」「月間のアクセス・収益報告」などです。
アドセンスの審査をする人は、「はいはい、またこのパターンね」と思うでしょう。
みんなが同じような記事を書いているのであれば、独自性はありませんよね。これでは審査に合格しません。
サイトのテーマを絞る
サイトのテーマを絞った方が、信頼性や権威性が増します。
あれこれ関係のない記事を増やしても、サイトが目指す方向性が見えてきません。
一つのテーマを深掘りして、専門的なサイトにすることを心がけてください。
一つに絞るのが難しくても、ある程度は絞った方が良いでしょう。
コンテンツの質を高める
SEOなどの話になると、頻繁に「コンテンツの質」という言葉が出てきます。
これは私の個人的な解釈になるのですが、質の高いコンテンツというのは「ユーザーの問題を解決する」コンテンツ、そして「ユーザーが新たに浮かぶ疑問を先回りして解決する」コンテンツだと思っています。
例えば、「Macbookのスペック」について調べたとします。
その疑問に答えるには、スペック表を載せれば良いですね。では、これでユーザーは本当に満足するでしょうか?
人によっては「core i5」とか「SSD」という言葉が分からないかもしれません。
もしくは「Macbook Air」との違いが知りたくなったかもしれません。
新たに生じるであろう疑問を、補足説明として書いてあげるのです。
そうやって全てを解決してもらって検索を終わらせるのが、「質の高いコンテンツ」だと私は解釈しています。
著作権・肖像権を侵害してはいけない
他のサイトから拾ってきた画像を使っていませんか?もしくは文章を(引用ではなく)転載していませんか?
これらは著作権の侵害に当たります。
また、芸能人などの画像を、無許可で掲載してはいないでしょうか?
これは肖像権の侵害に当たります。
このような権利の侵害があれば、アドセンスの審査に落ちる可能性が高いです。
YouTubeの動画を貼るときも注意が必要です。
著作権を侵害している動画をブログに埋め込んでいる可能性があるからです。
ページの構成を見直す
見出しは正しく使えていますか?
一文が長すぎて読みづらくありませんか?
適度に改行を入れていますか?
適当に書きなぐった記事では、審査に合格する可能性を低くしてしまいます。
見出しの使い方や段落の分け方などを勉強して、ページの構成を見直すようにしましょう。
サイトの速度も関係する?
Googleの思想を考えると、サイトの速度があまりに遅いとマイナスに評価される可能性があります。
クリックしてしばらく待たされるようなサイトは、ユーザーが離れてしまいます。
爆速にする必要はありませんが、ストレスを感じさせないくらいの速度にする必要はあるでしょう。
もし審査に落ちてしまったら?
審査に落ちてしまった場合、2週間以上は開けてから再審査をしましょう。
審査の間隔が短いと、機械的に落とされてしまいます。
審査に関係ないポイント
シェアボタンがあるとダメ? → 関係ありません、シェアボタンがあっても合格しました。
PVが少ないとダメ? → 月間3000PVくらいでした。このレベルでも受かります。将来性があれば大丈夫です。
管理者についての説明文は必要? → なくても合格しました。
まとめ
審査に受かるには、
- ユーザー目線に立ってコンテンツの質を高める
- ポリシー違反や著作権・肖像権の侵害がないか確認する
- 独自性・専門性を高めて、他のサイトにはない強みを加える
この3つが大事だということです。
はっきり言って、アドセンスの審査に受からないようなサイトは、検索から人は来ないと思った方が良いでしょう。
「このサイトは伸びる」「今後アクセスの増加が見込まれる」そう思わせるサイトであれば、きっと合格するでしょう。
もちろん、規約や法律を守ることが大前提です。
他にもこんな記事があります。