集中力も注意力もパフォーマンスもアップ!色がもたらす驚きの効果

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突然ですが何色が好きですかー?

僕は黄と紫と赤が好きですが、なんでまた急に色の話なんだってとこですね。

色というのはなかなか面白いものでして、人によって好む色が違うってえので、その人の性格を分類するなんて試みもあるくらいです。

ということはです。色それぞれには固有の特性というのがあるわけで、だからこそ人によっても好む色が違ってきます。

そして色は自然界でも多種多様に存在しており、色の存在は動植物や虫などあらゆる生物にとって非常に重要なもの。

もちろん動物の一種である人間だって例外ではありません!

色は人間にさまざまな効果をもたらし影響を与えてくれるのです。

今回は色に秘められた力や、色と生物の関係を語っていけたらと思いますよ!

色と印象

色を見て何かを感じる、という経験はだれしも持っているのでは?
デザインが思いっきりその効果を活かしていますよね。街やCMで見かけるものは色の効果を巧みに使っているものが多いです。

たとえば鮮やかなネオンカラーを使っていればものすごい派手でアクティブな印象を与えて目を惹きますし、上品で優雅な印象を与えるポスターやら宣伝動画では落ち着いた暗めのカラーが使われていたりと、色の印象というのはそのまま商品やらキャラクターやらサービスやら人物のイメージを決定するほどの力も有しています。

それこそファッションも色の効果を最大限に活用していますね。

どんな色を身に付けるかでその人の印象はまあだいぶ変わります。派手で目立つ色を着ている人と地味な色の服を着ている人では、その人の捉え方は大きく異なるでしょう。

それこそどんな色を好むかでその人の性格というのを想像するので、暗めの色ばかり着ていたら「この人暗そう」と思ったり、派手な色ばっかり着ていたら「アクティブな人なのかな」となりがち。

ファッションの場合はその人の雰囲気やら言動も関わってくるので、一概に色だけで人間を判別するなんてことは野暮ですが、第一印象を大きく変える力はあるのでやはり人間にとっての色の影響力は計り知れません。

色と自然

色が与える効果の例に、自然があります。
自然といえば緑や茶などの色をイメージすると思いますが、これは木々の葉や大地の色から連想します。

そして自然には精神を安定させる効果があるのですが、その力はかなりのもので、森の中に20分いるだけでメンタルが回復するなんてほど。

これには色の力が大きいと考えられるのです。そのため、仕事行く前に「あー今日の仕事しんどー」って億劫な人は、通勤中の電車内やらバスやら徒歩やら、道中で緑を探して見つめるだけでも癒しの力があるほど。

そのため休憩するスペースでは、緑や茶色など落ち着いた色のある場所で過ごすのは勧められます。公園が憩いの場になっていたり、カフェで木を使ったブラウン調のデザインが多いのはこのため。

逆にいえば、仕事中やらトレーニング中など、心をオンにしたいときは目に見える範囲に緑や茶を置かない方がいいなんてこともあるのですが!

注意力の赤、集中力の青

リラックスするのではなく、仕事などで集中したり注意力を発揮したい場合にはどんな色がいいでしょうか。

じつは青です。青って落ち着いたイメージのある色なので意外かもしれませんが、集中力を上げたりクリエイティビティを発揮する場合には青が効果的だという実験結果があるのです。

ブリティッシュコロンビア大学の研究では600人の男女を対象にとある実験が行われました。

神経衰弱やアナグラムといった脳の機能を使うテストを行なったときにパソコンを使ったのですが、その際にパソコンの壁紙の色を真っ赤バージョンと真っ青バージョンにしたのです。

えらく極端で目がやられそうな2つですが、まあ想像するだけで色が作業やら物を考える際に影響を与えそうだと感じませんかね。

で結果、それぞれで違いが出たのです。

赤い壁紙で作業を行なったグループは、注意力や観察力が必要なテストの場合、青色の壁紙グループよりも結果が良くなったのです。なんと2倍も!

では青い壁紙はどうだったかというと、創造性が必要なテストの場合には赤色よりも良い成績が出ました。

具体的には、思いつきや閃きが必要なものや、自分の知識を使って応用するようなテストにおいて、赤色グループよりも2倍成績が良かったのです。

正反対の結果が出た反対色

つまり赤と青では、それぞれ心理的に与える効果が違うということ!

赤と聞けばどんな印象ありますかね?

人間にとって赤は警戒を意識させる色です。日常的にあるのが信号ですよね。まさに注意喚起の象徴カラー!

言い換えると、赤を見ると不安をかきたてられ、周囲に注意を払う効果もあるのです。そのため、注意力が上がったというわけですね。

青はリラックスを与える色のため、赤とは真逆で注意力を減らします。そのため、意識がいい感じに拡散するので自由な発想が生まれやすい精神状態になるということ。

このように反対色の赤と青を用いた実験で、真逆の結果が出たのは非常に興味深いところ。僕自身も仕事をするスペースでは青のシートを敷いてPCカタカタやってるんですが、これかなり調子いいですね。

これを真っ赤なシートにしたら絶対効率落ちるだろうなと想像しただけでヤバい気がしますが、注意力を発揮する場合は赤い環境で仕事をやるとはかどるということでしょう。

インテリアの色

このように色は心理をものすごい左右する力を秘めているので、部屋の色をどうするかというのはかなりメンタルを大きく動かすことになりますね。

先ほど紹介したように落ち着いたカフェは木材の家具やら壁を使ったナチュラルテイストで観葉植物もあったりしますが、これはオシャレだから居心地がいいというだけではなく、茶や緑といった自然のカラーが心を落ち着ける効果があるため。

というか自然を調和させていることにセンスや美的感覚が刺激されて「オシャレだ」と認識しているという気がしますが。ファッションでも調和のとれたカラーリングというのは、往々にして自然環境の中で見られる配色ですからね。

逆にダサい色ってのは自然界でありえない組み合わせであったりするんですが。奇抜さ狙いであえて自然界にはない色を組み合わせたりすることもありますが、この場合は個性的芸術的な印象になりがちですね。上級者的なコーデ!

とまあファッションでも色の組み合わせは重要ですがと脱線しましたが、インテリアでも色の組み合わせというのはとても大きいわけです。

落ち着いた居心地の良い部屋にしたければ、カフェ的なナチュラルカラーを取り入れたり、観葉植物を置くのがいいでしょう。

スポーツと色

では落ち着いたり仕事で集中したいりではなく、スポーツでのパフォーマンスを上げるためにはなにがいいかというのも気になるところ。

科学誌Natureに2005年に掲載された論文によると、赤は競技時の選手のパフォーマンスを高めるということ!

この研究結果では2004年のアテネオリンピックでの格闘技種目で、赤いユニフォームを着ていた選手の方が青いユニフォームの選手よりも勝率が高かったと報告しています。

が、その後のオリンピックでは赤が必ずしも優位というわけではなく、というかユニフォームの色だけで勝敗結果が変わるなんてことになれば国際問題バリバリなので、色だけでスポーツの優位性を立証するのは難しいでしょうね。

トレーニングではお気に入りの色を着るべし!

ですがもしかしたらユニフォームで個々人のパフォーマンスが変化したいたかもしれない。

なぜなら、赤色は活力を与えて気持ちを前向きにさせ、アドレナリン分泌を促して興奮しやすいのです。

また、青でいえばさっき紹介したように集中力を高めるので、競技や選手の性格に合っていれば能力をアップさせる力は期待できるのではと思います。

なのでファッションでもスポーツウェアでもそうですが、好きな色を着ることでパフォーマンスがアップする、というのはだれしもあるのです。

お気に入りのウェアを着てトレーニングをするのはモチベーションにもつながるのでオススメ!!

色とは?

はい、あれこれ色について紹介しましたが、そもそも色とはなんでしょうか。

色を根本から理解することも大事だと思うので、わりとアカデミックな話もしようという感じで。

てわけで生物が色をどう認識しているかってのを説明できれば!

赤とか青とか緑ですが、生物的な話をすると、光によって目に映る感じの一つです。感じっていうのは五感に関わっているものであり、色は視覚と関係性は深いものですね。

物に当たった光のうち、吸収されずに反射したものを人の目によって受け取るとき、色というのは生じます。

というのも、受け取るときの波長の違いによって赤や黄、緑など色として感じることができるのです。

脊椎動物の目の奥には網膜といって光を感じる2種類の細胞があり、光の明るさを感じる”かん体”という部分と、光の色を感じる”すい体”という部分があります。

で、このすい体細胞で感じた信号の強さを脳で処理することで、色を感じているのです。

色は、光の三原色という赤と青と緑があるのですが、脳の処理によって赤・青・緑の3色の組み合わせでさまざまな色を感じることが可能になりました。

色は人によって捉え方が違う!

色はすい体細胞というところで感じた信号の強さによって感じられるということですが、つまりすい体細胞の仕組みが違えば色の見え方は変わってくるのです。

あなたが見えている赤色と、お隣の方が見えている赤色は別の色ですよー?

世界中での虹の捉え方

人間の例で言えば、虹ってありますよね。

虹は七色の象徴なんていいますが、それって常識じゃないですよ。ただの日本の常識です。

つまり、世界では虹の色って7色じゃないんです!しかも定義している色も違います!

一般的に日本では、外側から赤・橙・黃・緑・青・藍 ・紫といった感じで捉えられています。

しかしアメリカでは6色で、藍色がすっ飛ばされています。

ドイツでは紫をすっ飛ばして5色、インドネシアでは橙を吹っ飛ばして4色、台湾のブヌン足は緑もすっ飛ばして3色!

南アジアのバイガ族はなんといろいろすっ飛ばして2色!しかも赤と黒!黒!?

さすがにはしょりすぎでは!?というか感じ方が違い過ぎでは!?

と驚くような差異が人間でも生じているわけです。ちなみにアフリカのアル部族は8色で、日本の7色に加えて黄緑も認識されています。色鮮やかで素敵ですね♪

 

この違いは文化背景が異なり色を表す言葉自体が違うなど、文化的な理由が入り混じってはいるのですが、人間独特の色の見方や感じ方が現れている話として興味深い。

面白いもので、この違いは各国の絵本で絵かがれる虹にも如実に現れています!

なんかいいですねえ!!

人間以外はもっと色の見え方が違う!!

人間ですら違いがあるのですから、じゃあ別の生物になったらどうなるかといいますと、めっちゃくちゃ違います。

というのもさきほどご説明申し上げましたように、色の見え方はすい体細胞の仕組みの違いで生じるので、すい体細胞自体が人間と異なる生物では色の見分け方自体が変わってくるのです。

人間はすい体細胞を3種類持っています。だから赤、緑、青の3つの光を認識できるわけです。これを三色型色覚といいます。

鳥類はめちゃくちゃ色を多く識別できる!

で、鳥類や魚類、爬虫類の多くは4つ持っています。赤、緑、青の3つに加えて何色がくるんだってなりますが、なんと紫外線です。紫外線の色を認識できます。

つまり人間の3つにプラス紫外線の色まで加えて、4色の組み合わせで色を見ているのです。その名も四色型色覚です。

この1つの違いはとんでもなく、人間なんかと比べても遥かに多くの色を認識することができます。

でもって面白いのが、それゆえに鳥類やらは色鮮やかな見た目をしていることも多いのです。なぜなら、色の認識力が超優れているため、色の鮮やかさが異性への大きなアピールになるから。

考えてみれば自然界で色鮮やかな鳥やら魚やらヘビやらっていますし、珍しい生物の色が印象に残っている方も多いのではないでしょうか。

鳥類でいえばオスが鮮やかな姿でメスを獲得する種類も多いです。クジャクなんかその代表例ですよね。

哺乳類の体色が地味なのは色覚が関係している!

ちなみに哺乳類は地っ味ーな体色しているものが多いです。サイやらゾウ、百獣の王ライオンだってわりかし地味ですし、ゼブラ柄とかってもシマウマも白黒、ヒョウの豹柄も実は別に派手ではないですよね。

これは哺乳類の色覚が2つしかなく、二色型色覚のため色を認識する能力が低いゆえ。つまりいくら派手に着飾ったところでメスからしたら「なにがカッコいいの?」という感じなんですね。だって色が識別できないですから。

哺乳類の例外「霊長類」

では哺乳類やってる人間ですが、さっきご説明したように三色の色覚があります。

じつは哺乳類も元々は色覚をもっと持ってたのですが、2億年前に誕生した哺乳類は地上ではめちゃくちゃカーストの下位生物でした。

なぜかというと、地上の支配者はあの恐竜たち!!

巨体に勝ることなんてできねえ小柄な生物ども哺乳類は、夜の闇に溶け込み地下に潜ってひっそり過ごすしかありませんでした。

そのため多くの哺乳類にとって色は生存にとって重要ではなかったのです。だって夜行性ですし光ないから色見えないですから。その代わりに夜闇を見渡す力を獲得はしたんですがね!

というわけで元々色覚を持っていた哺乳類なので、取り戻すことができた生物がいるのです。

霊長類は色覚を取り戻した!

それが人間や、狭鼻猿類という霊長類は約3000万年前に色覚を二色型色覚から三色型色覚に増やしました。

ゆれに狭鼻猿類には鮮やかなボディを持つものが存在します。色覚が三色あるから異性へのアピールになるというわけですね。

人類がファッションで着飾って色鮮やかにしたがるのも、この色覚を3つ有しているからなのです。

てことは、人類にとって色は生存にとって大きな価値を持っているわけですね。

ならば異性へのアピールだけではなく、肉体的な効果や心理的な効果まで持っているという話になってきます!

色を使って日常をより豊かに!

てわけで人間生物は失った色彩感覚を再び手に入れたわけで、人間にとって色は非常に重要なもの!

ならば日常で色を効果的に用いて、仕事の効率上げたりスポーツやトレーニングのパフォーマンス上げたり、部屋を癒し空間に変えたりと、色によって日々をより充実させてくださいな!

難しく考えなくてもお気に入りの色を見つけて取り入れるだけでも変わりますよっと!!!