美容効果もダイエット効果もあり、病気も予防する!万病に効く「酒粕」の健康効果とは?

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はいみなさん健康優良な生活を送っていますか!

健康のためにはあれこれ必要なわけですが、太らないためにもあれこれと必要なわけです。健康と肉体は直結しているので、やればやるほど美貌は手に入っていきます。

その代表とも言えるのが食事です。食事を変えれば健康になりますし体もどんどん変わってきます。なので健康な体と美しさを手に入れるためには食事を見直すことはとても重要です。

そこで今回オススメしたいのが酒粕です。酒粕なんてあまり馴染みがない方も多いのではないでしょうか?

酒粕に秘められた魅力をガンガン紹介していきますよ!

酒粕とは?

ところでみなさん酒粕をご存知でしょうか?

酒粕なんてどこで売っているかも一体なんなのかも想像つかないという方がいるかもしれませんが、じつはスーパーでも普通に売っています。そして酒粕自体は珍しいものではなく、日本酒をつくる過程において出るものです。名前からもピンときますね。

というのも、日本酒の原料はお米や米糠、そして水です。これらを混ぜ合わせて発酵することで白いもろみができます。そしてこの白いもろみこそが日本酒の素です。もろみを絞ってできる液体が日本酒なのです。

ということは、搾りかすが生まれるわけですが、それがこの酒粕です。

なんでお酒の搾りかすなんかが販売しているのか不思議かもしれません。絞った後のものなのだから、それは不要なものなのでは?

ところがそんなことはありません。搾りかすと言っても栄養豊富なものはあります。たとえばおからなんかがそうですね。おからは大豆から豆乳を絞り出した後に出てくる搾りかすです。なので酒粕と同じようなものですね。このおからは健康食品として非常に有用で、タンパク質や食物繊維も豊富で注目されています。

なのでおからのように酒粕にも栄養がたっぷりと含まれているわけです!

酒粕の栄養素とは?

なぜ酒粕に栄養があるのかというと、原料の米の栄養素が酒粕にたっぷりと詰まっているからです。というのも、日本酒作りにおいて原料となる米の約25%がそのまま酒粕になるほどだから。そしてお米がそのまま酒粕になるわけではありません。酒粕は日本酒作りの過程でできるものですから、酵母による栄養素も含まれますからね。

その栄養素は驚くなかれ、なんと600種類以上もの栄養素が含まれているのです!

酒粕を食べるだけで体内からどれだけ健康になるのかという話ですね。

高い美容効果

酒粕に含まれる栄養素でまず注目なのが、美容効果のあるビタミンB郡です。ビタミンB郡とは肌の代謝を高めて、ターンオーバーを促進してくれます。

また、食物繊維も豊富なので便秘の解消もしてくれます。便秘を解消するということは、肌荒れの原因を解消してくれるのでお肌の調子もよくなるというわけですね。

また、メラニン色素の増殖も防ぎ、肌の乾燥を防ぐ保湿効果まであります。

これだけお肌やら美容やらにいいのであれば、そもそも酒粕を顔に塗りたくればいいんじゃないか!と思う方がいるかもしれませんが、その通りです。というよりも実際にそういうものがあります。

なんと酒粕パックです。これは酒粕に精製水を加えるだけでそのまんま酒粕を使ったパックになります。パックして酒粕成分を体内からだけではなく肌から取り入れることで、シミやシワの予防だけでなく、美肌やアンチエイジングなど様々なメリットがあるのです。

これは酒粕を食べながら顔にも塗りまくるしかありませんね!

とはいえ、酒粕には当然ながらアルコールが含まれています。つまりアルコールが肌に合わない場合は酒粕パックは危険です。アルコールが肌に刺激を与えるかどうか、腕の内側などに酒粕パックを塗ってパッチテストをすることのオススメいたします。

高血圧予防にもなる!

美の効果がてんこもりの酒粕ですが、まだまだこんなものではありません。高血圧予防にも高い効果を発揮いたします。

というのも、酒粕に含まれるペプチドという成分が血圧を抑制してくれるからです。ペプチドとは、アミノ酸が2個以上連結してできたものです。タンパク質が分解されてつくられることも多いため、アミノ酸とタンパク質の中間の性質も持っています。

つまり、タンパク質よりも吸収しやすくて、アミノ酸よりも効果が持続するという両者のメリットを併せ持つ優れものなわけですね。

このため、ペプチドは体内に良い効果を与えてくれるのです。

ペプチドは種類も豊富で、大豆由来の大豆ペプチドや、魚由来の魚肉ペプチドなどあります。そして酒粕にもペプチドは含まれているというわけですね。

酒粕のペプチドの効果はなかなかのもので、酒粕由来のペプチドを1ヶ月毎日服用するだけで、収縮機血圧や拡張期血圧どちらも低下していったという研究報告もあるほどです。

なので酒粕を毎日食べれば高血圧対策にもなるというわけですね!

冷え性予防

美容効果だけでなく、冷え性にも良影響があるのが酒粕です。

酒粕にはアデノシンと呼ばれる成分が豊富に含まれています。このアデノシンは、血管を拡張して血行を改善する働きがあります。冷え性自体は血行が悪くなることで起こるので、結果的に冷え性を改善してくれるというわけですね。

ちなみに、お酒自体も体が温まる効果がありますが、酒粕は日本酒をつくるために生まれるものです。その日本酒はなんとほかのアルコールよりも体が温まりやすいというのです。なので日本酒自体にも血行を良くする効果があるんですよ。

血行が悪くなることで起こる冷え性は、さまざまな体調不良を引き起こします。肩こりや頭痛、不眠などの原因にもなりますし、内臓の働きが悪くなり免疫力も低下。そのため、風邪や感染症にもかかりやすくなるなど、あなどれない症状なのです。

酒粕を飲んでいれば、これらの予防にもなるということなので、健康効果は非常に高いですね!

ダイエット効果まで!

美容にも健康にも効果がある酒粕ですが、なんとダイエット効果まであります!

というのも、酒粕は肥満予防に効果的だからです。なぜ酒粕が肥満予防になるかというと、レジスタントプロテインという成分が豊富なため。

この成分は整腸作用があります。整腸、つまり腸にとっていいわけです。大腸に届いたレジスタントプロテインは、善玉菌を増やしてくれます。ちなみにレジスタントとは難消化性、プロテインはタンパク質のことです。

通常のタンパク質とどう違うのかというと、タンパク質というのは胃で分解されて小腸で吸収されるのが基本です。
しかし、レジスタントプロテインの場合は、溶けにくいため大腸にまで届くというメリットがあるのです。

さらに嬉しいのが、食物繊維と同じような働きをすること!小腸の脂質や油が吸収される前に体外へ排出するのです。

また、腸内環境が整えば便秘改善にもなり、肌荒れや宿便の改善などさまざまなメリットがあります。

さらにさらに、レジスタントプロテインは血糖値の急激な上昇を抑えてくれる効果もあるので、まず酒粕を使った料理から摂取することで緩やかに血糖値を上げてくれます。血糖値が急激に上がってしまうとブドウ糖は脂肪に変わりやすくなるので、ゆるやかに血糖値を上げることは脂肪をつきにくくすることにつながるわけですね!

酒粕とお酒の違い

ところで酒粕はお酒とどう違うのでしょうか?

先ほど日本酒の搾りかすと言いましたが、お酒の搾りかすである以上、アルコールは含まれています。なので日本酒自体も体にいいといえばいいのです。日本酒にはタンパク質の働きをサポートするビタミンB6や、アミノ酸などが生活習慣病の予防にもなりますからね。

ではなぜお酒を飲みすぎることは健康に悪いイメージがあるかというと、それは大量摂取するからです。つまり飲み過ぎなければ体にはいいのですが、どうしてもお酒は飲み過ぎるもの。健康のために適量を飲むなんて飲み方をする人の方が珍しいでしょう。

そのため、お酒は健康を悪化させるイメージがあり、万病の元などともいわれます。とはいえ、酒は百薬の長という言葉もあるほどです。つまりどんな薬よりも優れているという意味ですが、これは適量のお酒を飲むと健康メリットがあるからです。

なんでも食べ過ぎたり飲み過ぎたりしすぎると健康に悪いですが、お酒はたくさん飲むのがスタンダードみたいな飲み物ですから、なかなか調整が難しいところです。

しかし、酒粕であれば飲み過ぎるということが起こりにくいのもメリットですね。

甘酒とは

ではお酒のなかでも甘酒なんてものがあります。これはお酒や酒粕とどう違うのかというと、製法がまた異なるのです。

炊いたご飯に米麹を加えてつくられるのが甘酒です。20%以上がブドウ糖なので自然な甘味があるのですが。これが甘酒の甘いの秘訣というわけですね。

甘酒にも健康メリットはあります。ビタミンB郡やアミノ酸など健康のために必要不可欠な栄養素を含んでおり、またこれらの成分は麹菌や麹菌の酵素の働きでつくられるものです。これが何を意味するかというと、病院で使われる点滴の成分です。体が弱っている人の健康を回復する成分と似ているものが入っているわけですね!

このことから、甘酒は飲む点滴とも言われます。ちなみに甘酒は日本最古の正史である日本書紀にも登場するものです。歴史が非常に古く、15代天皇の応神天皇に献上されたというお酒としてなど、甘酒は日本古来からあったというのに驚きです。

ちなみに甘酒に含まれるブドウ糖は、脳がエネルギーとして利用できる栄養源です。そのため、朝飲むことで血糖値を上げて脳や体を目覚めることができます。

甘酒は日本の伝統的な発酵食品ですが、世界にも類似した発酵食品はあります。中国発祥のものであればチューニャンという、米に米麹と水を混ぜたものがあります。

ほかにはもち米を利用して麹菌を加えて発酵させたタイの甘酒であるカオマークなど、似たような飲み物は世界にも存在しているのが興味深いところ。

それだけ発酵食品としての甘酒は健康にいいということですね。

酒粕を料理に使うなら粕汁!

では酒粕を美味しく毎日摂取するにはどうすればいいでしょうか?

酒粕を使って甘酒にするというのは一つですね。作り方は簡単で、酒粕をお湯にかけて砂糖をプラスすれば簡単にできます。毎日飲んでも紹介したような効果を得られますが、飲み過ぎには注意です。

1日に100mlから200mlを目安に飲むのが良いでしょう。

あとオススメなのが粕汁です。これはお味噌汁のような方法で酒粕を調理します。

酒粕と醤油を入れて食材を煮込むだけで、味噌汁のような作り方で簡単に酒粕を料理として摂取できます。また、味噌汁とは異なる風味や味わいなので、味噌汁と併用しながら食卓に並べばバリエーションも増えてオススメです。

なんといっても簡単に作れますからね。水とちぎった酒粕と醤油を入れて、お味噌汁に入れる要領で切った野菜や豚肉、タマゴ、揚げ出し豆腐など入れるだけでいいのです。

酒粕にいろんな食材を入れることで、野菜やお肉、魚介の成分も一気に取り込めるので非常に健康的な食事になります。

また、お味噌と合わせるのもいいですね。酒粕と白味噌を3対7の割合で入れると、味噌汁や粕汁とは異なった風味を楽しむことができます。

酒粕を料理に使うときの注意点

ただし、酒粕を料理するときには注意が必要です。それは非常に溶けにくいこと。

スーパーなどでは酒粕が板状になったりブロック状で販売されています。しかしこのまんまボコッとお湯に入れて温めても全て溶けるのにハンパではない時間がかかります。なのでお味噌と同じようには考えない方がいいでしょう。味噌のように簡単にはぜんっぜん溶けません。

そのため、小さくちぎってお鍋に入れるようにしてください。でなかれば永遠に溶けません。酒粕自体は細かくなって販売されているものもあるので、それを買えばすぐに溶け出します。かといってちぎれば別に塊のものを買っても問題ないので、料理の際はちぎってポンポンと鍋に入れてください。

あとは酒粕には8%ほどのアルコールが含まれていることも注意点ですね。日本酒の搾りかすなので当然ですが、アルコールが含まれている以上、お酒に弱い人は体調に合わせて飲んでください。料理酒同様に、酒粕のアルコールは加熱によって1%から2%に下がるとはいえ、アルコールに弱い人は大量摂取は控えるようにしてください。

調理法や体調に合わせて酒粕を日常の食卓に取り入れれば、さまざまな健康効果があるので、お好みの調理方法でぜひとも食生活に酒粕を!

参考サイト:

酒粕とはどんなもの?日本酒と酒粕を分ける、搾り~上槽工程について

日本酒造りで必ず生まれる副産物「酒粕」は栄養たっぷり!【専門用語を知って日本酒をもっと楽しく!】

栄養満点な「酒粕」を取り入れよう。効果と使い方を解説

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