好きな曲を聴けば心身が健康に!音楽に秘められた驚きの効果とは

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はいみなさん毎日を健康に過ごすための工夫は怠っていないでしょうか!

別に特に難しいことをする必要はありませんが、やはり食事や運動や睡眠には気を遣いたいところです。まぁそれがしっかりコントロールできて不摂生しなければ苦労しないという話でしょう。

けれども健康に気を遣う意識を持つだけでもかなり変わってきます。ジャンクフード中心の生活からいきなり精進料理に帰るなんてことは難しいでしょうが、カンタンに日常を変化させることができるものがあります。

それは音楽です。

音楽を日常にもたらすだけでいろいろとメリットがあります。ということで今回は音楽と健康についてお話をしましょう!

音楽を聴いてますか?

ところでまずみなさん音楽は聴いているでしょうか?

音楽はだれにとってもわりかし密接なものです。どこに行こうとも音楽はお店なりでかかっていますし、CMやらテレビやら映画でも音楽は使われていますから、音楽を耳にしないことの方が稀でしょう。

また、サブスクリプションのサービスで音楽は今や聴くのがめちゃくちゃカンタンになっています。以前であればCDをレンタルしてきて音楽をPCやら何やらに落とし込んで、それを自前の音楽プレーヤーなりに取り込む必要がありました。そんな手間も何もなく、スマホ1つあれば定額払うだけで大きなショップを丸々手に入れたようなわけですから、まぁ便利も便利なわけです。

そんなわけで現代人にとって音楽はかんったんに消費できるコンテンツとなりました。ならば音楽を聴くことはコンビニに買い物行くよりもカンタンなわけです。

ほぼ毎日音楽を聴く人の割合は4割

ちなみにではどのくらいの人が音楽を聴いているかというと、この数値はけっこう意外かもしれません。楽天インサイト株式会社が2021年に行った音楽に関する調査のデータによると、普段音楽を毎日どのくらい聴くかの参考になるものがあります。

全国のモニターの中から20歳から69歳の男女1000人を対象に行ったところ、ほぼ毎日音楽を聴くという人は全体の4割弱、37.7%という結果になりました。それから週に4から5日程度が11.2%、週に2から3日程度は17.1%と続いています。ちなみに月に1回程度は3.8%で、幅広い年齢層がいるなかでもけっこう音楽を聴く割合は多いようです。まったく聴かないという層も7.1%いますが、高齢の方であれば音楽を聴く習慣は少なくてもまぁ不思議ではないでしょう。

これはイメージだけでなく、実際のデータからもみて取れます。20代だと61.5%が毎日音楽を聴いており、30代になると41.0%が聴いています。40代になると31.0%とどんどん下がっていくので、年齢が上がるにつれて音楽を聴く割合は下がっていくということになります。

音楽は何かしながら聴けるもの

ちなみに音楽を聴くシーンで多かったのが、車の運転中や家事をやっている最中、電車やバスの移動中や仕事や勉強中に聴くという回答が多かったのです。

つまりなにかしらのことをやってる最中に、BGMとして聴く人が多いというわけですね。音楽の手軽さはここにあります。なにかをしながらでも音楽は勝手に耳に入ってきます。それこそ本腰入れた方なら高級なスピーカー使って音楽だけを聴くという人もいるでしょうが、そういう人は稀です。そんな風に音楽一点集中で楽しむのももちろん音楽の魅力ですが、そういったガチガチの集中モードにならなくても楽しめるのが音楽の手軽さですからね。

なにかをしているときに音楽を聴くというのはわりと自然なことです。だれもが何かしているときにお気に入りの音楽や耳障りのいい音を流したいと思ったことがあるでしょう。

ではどうしてBGMとして音楽を流したくなるのでしょうか。人によっては耳が寂しいから何か音を流していたいという人もいるでしょう。口が寂しいから常にガムを噛んでいるなんて人もいますよね。そうやって隙間を埋めたがる心理からもBGMは流す効果があるわけです。

というのも音楽は人の心を動かします。それは詩的な意味だけではなく、アップテンポな音楽を聴けば気持ちを持ち上げることができますし、スローテンポな曲をかけることで穏やかで落ち着いた気分になります。

これは視覚にもいえることで、たとえば目に入る色によって集中力や気分の盛り上がりも変わるわけです。青を見れば気分は落ち着いて集中モードになりますし、赤やオレンジを見ると気分が高まるなど、感覚器官を外部から刺激することはそのままメンタル自体もコントロールすることになります。

音楽を聴けば運動してても疲れ知らずに!?

ではアップテンポな音楽はどういうときに効果があるかというと、運動の時です。

そうです。運動嫌いな人にとってもこれは朗報です。なぜならテンションの上がる音楽を聴けば運動がシンドくならないのです!

そんな魔法みたいな効果が音楽にあるのかというと、あります。かなり古い研究ですが、1911年にアメリカ人の研究者レオナルド・エアーズ氏が行った興味深い実験データがあります。

これによると、音楽を聴いている状態で自転車を漕いでペダルを回す速度をチェックしました。すると、無音状態で聴くよりもペダルを漕ぐペースが上がったのです。

これは疲労を感じることで脳から送られてくる、体へ送るはずの休息の信号をかき消すためだと考えられています。

つまり、音楽を聴いた状態で自転車を漕いだり走っていれば疲れにくくなるというわけです!

音楽を聴いているとなんとなくテンションが上がって運動する気になる、というのもありますが、脳に対する音楽のアプローチが関係している可能性は実に興味深いです。

なぜ音楽を聴くと疲れなくなる?

なぜなら音楽聴くだけで辛い気持ちが緩和されるわけですからね。なので、運動習慣を取り入れたい人はお気に入りの音楽を聴きながらやるのがいいでしょう。運動が嫌な人ほど効果があります。

運動する気がない人は、運動用のお気に入り音楽リストをつくるのもいいでしょう。「この音楽を聴けば運動する気になる!」というものがあるとスイッチが入りやすくなります。

人は習慣で動く生き物です。なのでスイッチになるものがあると勝手にそういう気分になります。たとえば普段着では運動する気がなくても、ジャージに着替えれば運動モードに気分は切り替わります。体育の時に運動する服装に着替えるのもそうですし、部活の時やトレーニングの時など、運動するようの服に着替えることは当たり前ですよね。

その当たり前を利用して、「これは運動するモードだ!」というのを自分でつくってしまえば、意思とは関係なく勝手にその気になっていきます。なので、音楽で運動用のものをつくるのは有用です。気が乗らなくても、とりあえずスマホを触って運動するときのプレイリストをかけるだけで、気持ちが切り替わってジャージやトレーニングウェアに着替える気になって、そのまま「運動しよう!」と勝手に運動する、この循環をつくるトリガーとして音楽をつかってしまえばいいわけです。

音楽フェスでは尋常じゃない運動量になる!

運動と音楽にまつわる話でいえば、ライブや音楽フェスでのありえない運動量も実に興味深いです。ライブや音楽フェスは爆音で大勢の人とミュージシャンの生演奏を堪能できるわけですが、この空間ではとんでもないことが起こります。フランスのコンシューマエレクトロニクスメーカーのWithingが調査した結果で、3日間の鑑極のカロリー消費量を調べました。なんと9000カロリーを消費していたのです。

9000カロリーというのは、約24キロを歩いている運動量に相当します。運動が苦手な人が24キロ歩くなんて途方もないでしょうが、音楽体験によってこのようなミラクルが起こるわけです。これはテンションがブチ上がったり周りと共鳴することでエネルギーを発散させたりと、エネルギッシュになる要素が複合して起こるとんでも状況ですが、2時間も3時間も続くライブでぶっ通して騒ぎ倒すことができるのはライブでは珍しくありません。そんなこと普段じゃ考えられませんよね?

音楽を聴けばどれほど体がエネルギーに満ち溢れるか、音楽の魅力というのはあなどれないわけです。

音楽を聴けばリラックスすることもできる

運動したりはしゃいだりテンションアップしたりと、音楽の動的な魅力を紹介しました。

しかし音楽はガンガンはしゃぐためだけではなく、リラックスする効果もあります。音楽のジャンルだっていろいろあるわけですから、ヒーリングな落ち着く音楽には静的な効果ももちろんあります。

というのも、音楽を聴くことで心を落ち着かせるホルモンのセロトニンを分泌してくれるのです。なので音楽を聴くことは気分的にいいというだけでなく、体の内側から効果があるというわけですね。

また、リラックスする音楽を聴けばストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールを下げたり、心拍数や血圧を下げる効果も科学的に証明されています。音楽はただ気分を左右するだけではない、というよりも気分がどうして左右されているのかがこういった体内の変化によるものというわけですね。

ちなみに心を落ち着かせるリラックス音楽というのは、俗にヒーリングミュージックとも呼ばれます。これは脳の自律神経を調整して、リラックスやストレスを発散する効果があるとあるゆらぎが含まれるものが多いです。

そのゆらぎというのが「1/fゆらぎ」というもので、規則的ななかに不規則が混在しているゆらぎのことをいいます。ヒーリングミュージック特有の音楽性はこのゆらぎを利用しているというわけで、運動の時やはしゃぐライブとはまた違った音楽を日常に取り入れるいい基準になるでしょう。

どんな音楽だとリラックスできる?

ではリラックスできる音楽、つまりヒーリングな音楽とは一体なにかというと、意外にも自然の音が入っているものです。というのも、先ほど紹介した「1/fゆらぎ」というのは、特別に音楽として形成しなくても、自然の中にある音に含まれているからです。

たとえば川のせせらぎや鳥のさえずり、波の音なんかです。これらの音は想像しただけでも心が安らぐイメージはありませんか?

それはイメージだけでなく、ばっちりヒーリングミュージックの要素を持っているからです。大自然の音を耳にすることで心が癒されるのであれば、自然界の音色をテーマにした音を聞くだけでも心が癒されていきます。

また、作業や物事に集中する効果もあるので、気が散っている時はイヤホンやヘッドホンで自然の環境音を聴きながら仕事や勉強をするのもオススメです。

ほかにも楽器や音楽のジャンルでもリラックスできるものはあります。たとえばクラシックで使われているピアノやヴァイオリン、オルゴールなどにもリラックス効果が高いとされており、気持ちを落ち着けたいときはクラシックを聴くのは一つの選択肢としていいでしょう。

ほかのジャンルで言えばオペラなんかもそうです。なんだか格式高い感じがして苦手という方はジャズもオススメですよ。まぁジャズも馴染みがない人にとっては敷居が高く感じるかもしれませんが…。

好きな音楽を聴くだけでもリラックスできる!

そこでオススメなのが自分の好きな音楽をとにかく掘って探すということです。というのも、クラシックだのジャズだの自然音楽だの聴かなくとも、リラックスすることはできます。

ヒーリング系の音楽を聴いているとα波が出てリラックスできるのですが、好きでもないのにクラシックなど聴いてもかえってストレスになります。

ならばどうするかというと、好きな曲やジャンルを聴けばいいのです。それこそハードロックやメタルなんかの激しい音楽を聴いてもいいです。

「いやそれのどこが落ち着くんだよ!?」となるかもしれませんが、好きな音楽を聴いてもα波が出るのです。要は好きである、好みであるということでリラックスできるわけですから、好きな音楽を見つけて聴けばもうそれでリラックスできる音楽になります。

なので心を落ち着かせたい時のためにも自分の好きな音楽を見つけて聴くようにしてみてください。日常が音で彩られます!

好きな音楽を聴けばテンションもリラックスも自由自在!

運動するときもリラックスしたいときも、動的なとき静的なときどちらでも音楽は効果があります。

そのきっかけは好きな音楽です。好きな音楽さえ見つければ気持ちは思いのままというわけです。音楽がきっかけになって動き出すことも、落ち着く時間をつくることもできるわけですから、好きな音楽を見つけて日常に取り入れましょう!!!

参考サイト:

音楽がもたらす4つの効果

『音楽の聴取方法は「インターネット動画配信サイト」が最多。普段音楽を聴く人のうち、オンラインライブの利用経験は19.7%、20代では3割超。』

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