「音楽を聴くだけ」で嫌な運動もトレーニングも楽しくなる!「運動×音楽=最強」理論を解説!

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はいみなさん、トレーニングの際には何が必須のお供でしょうか?

お気に入りのトレーニングウェアでしょうか、いきつけのジムでしょうか。それともジム仲間でしょうかアクエリアスでしょうか。トレーニングに行くため行うためにかけがえのないものはだれしもあるかと存じます。

それでいて多くの人に必須なものの一つに、これが挙げられるのではないでしょうか。

音楽です。

音楽のない運動なんて考えられない!

個人的には音楽はスポーツドリンクやTシャツタンクトップよりも必要です。(別に脱いでワークアウトやってるわけじゃないですが)

音楽なしでの運動ってのはなかなか考えられないものでして、ランニングをスタートするときには音楽、筋トレするときには音楽と、どんな運動をする際にも音楽ってのは欠かせません。

走ってる最中にイヤホンかスマホの充電切れたときは途端に「おい勘弁してくれよ!?!?」と叫びたくなります。叫び声でいうなら「っざけんなよ!!!!!」とは素で叫びます。そのくらいワークアウト中の音楽は必須です。

この運動時の音楽ってのは切っても切れないものでして、それは個人的なものではなく、多くの人にとってもかなり重要なものになってきます。

というのも、音楽があるかないかで、運動のパフォーマンスが大きく変わってくるからです。これは科学的にも証明されていたりでなかなかに興味深いので、そのへんを話していけたらなと!

音楽を聴くと脳が疲れ知らずになる!?

では音楽は運動とどのような関係があるのでしょうか。

実際に音楽と運動パフォーマンスの関係というのは昔からあります。いまから100年以上前、1911年にアメリカ人研究者のレオナルド・エアーズ氏が行った自転車に乗る人の研究結果があります。

それによると、音楽を聴いていたときには無音状態よりもペダルを漕ぐスピードが速くなったそうです。なんでそうなったのかというと、音楽を聴くことで、脳からの疲労を伝えるSOS的な信号がかき消されるためだと考えられているのです。

というのも、運動して披露すると休憩したくなりますよね。これは根性なしってわけではなく、疲労を感じると脳が身体に休ませる信号を送るから休みたくなるのです。

しかし音楽を聴いていると脳の注意が逸れるため、披露のシグナルがスルーされて疲れにくくなるというわけです。

身体は疲れているけれど精神的には疲れていない、といった状態でしょうか。

この効果は軽い運動や中程度のエクササイズで効果があるため、あまりに負荷が高いと脳からの信号を逸らすことは難しいようですが、それでも運動が苦手だったり運動習慣が無い人にとっては頼もしい味方になることは間違いないはず。

音楽によるハイテンションの力

また、高負荷のトレーニングにおいても音楽の力は有用です。というのも、ペダルを漕ぐペースが上がったのには、テンションが上がってついペダルを漕ぐスピードになったから、というのもあるでしょう。

特にメタルやロック、ハードコアなど激しい音楽を聴くとテンションが上がり、パフォーマンスには影響を与えます。

経験談をいうと、ランニング中にお気に入りのメタル音楽が流れた際には自ずとペースアップしてしまい、体力配分もへったくれもないスピードで爆走してヘットへトになりながら走るなんてことはザラですし、トレーニングジムなんかでも激しい音楽が流れているのはテンションアップの効果も期待できるから。

アメリカの外科医はロックを聴きながら手術をする!?

音楽ってのは単に聴くだけでも精神的やら肉体的に効果があるもので、それは運動時のみならず様々な場面で見られます。

たとえばこれけっこう物騒な話ですが、なんと外科医が手術中に音楽をかけているという話です。

音楽ストリーミングで有名なSpotifyと、医師向けのインスタグラムFigure1(そんなリンキン・パークの曲名見たいなセレブなサービスあるんですね)のリサーチによると、アメリカの医師の90%の外科医が手術中に音楽かけてると答えたのです!

ビックリな話じゃないですか?

外科医といえば人体を解剖するわけで、そんなドストレートな繊細行為をかましている最中に音楽を聴いているということは、音楽がどれだけパフォーマンスに直結しているのかが窺える話です。だって外科医の90パーですよ!?

しかもこのリサーチではどんなジャンルの音楽が好みかも合わせてリサーチしており、最も人気だったのは49%でロックでした。半数近くも激しめの音楽を聴いて人体解剖してるのか!!

ちなみに人気のバンドはメタリカやレッド・ツェッペリン、AC/DCだったそうです。めちゃくちゃしっかりロック、というかハードロック…メタリカに関してはメタルですよ?!

ロック音楽にはストレスを遮断し集中する効果が!?

医師のなかには「ロックを流すと快適になり、患者に集中できる」なんてコメントしてる人もいたそうで、なかなかビビるエピソードではあります。

が、逆に言えばこのハードな音楽の力をまざまざと物語る話でもあります。何回も言いますが外科手術中に流してる音楽の話ですからね。

このことからも、ロックやメタルなどの激しい音楽には、集中する効果やストレスの強い場面で発揮する効果があると考えられます。

スラム街で全身タトゥーまみれの闇医者がタバコ吸いながらメス片手にハードロックかけてるわけじゃないですからね。知性の塊で分別がありまくりなお医者様がロック聴きながら解剖やってるわけですから、音楽の力の可能性が凄まじいことが伺えます。

ストレスが非常に強くかかる状況下でストレス耐性を得ながら目先の行動に集中するという意味では、脳が疲れを知らせるアナウンスを鈍らせるのと同様の効果が医師にもたらされているのかもしれません。

音楽ライブやフェスでのハンパではない運動量

テンションの上がりっぷりでいえば、ライブやフェスでの運動量というのはかなりのもので、実際に音楽フェスで観客がどの程度のカロリー消費をしているか調査した結果もあります。

フランスのコンシューマエレクトロニクスメーカーのWithingが調査した結果によると、3日間のフェスで観客は9000カロリー以上を消費したことになったのです。

これは食べ物でいえばご飯17合分、食パン約56枚、卵なら100個分、牛ロース37.5人前に鶏モモ肉75人前と、とんでもない量を消費していることになります。

ちなみに距離でいえば約24キロ歩いてる計算になるということですから、音楽フェスでのテンションだだ上がりの状況ではいかに人はエネルギッシュに活動するかが分かる結果ですね。

余談ですが、ライブやフェスに行くと20分間体験するだけで幸福感が21%増して、長生きする効果があるという調査結果もあるほどです。

イギリス企業O2とゴールドスミス・ユニバーシティーの准教授パトリック・フェイガン氏の発表によると、2週間に1回の頻度でライブに行く人は、自らの価値を認める気持ちを軒並み上昇させ、幸福感や充実感、自己効力感を高め、なんと寿命が9年伸びる可能性があると発表しています。

テンションだだ上がりの効果はトレーニング効果をアップさせ、エネルギー消費を促すだけではなく、なんと寿命まで伸ばす効果を秘めているなんてスーパーアイテムですな!

この効果は叫んだり踊ったり好きな音楽を聴く効果はもちろんですが、多くの人と好きなアーティストの気持ちを共有し、同じ歌詞を数百数千数万人規模で歌い叫び、共感するという他者とのポジティブな関わりの効果もあるので、音楽を通したアクションの価値がどれほど重要なのかも窺い知れます。

音楽のリズムが運動にスーパー効果あり!

東京大学薬学部の教授であり脳研究者の池谷裕二さんによると、運動時における音楽はリズムの効果がすこぶる調子いいとのこと。

音楽といえば構成要素で3大要素が存在し、それはリズム・メロディ・ハーモニーです。

このうちリズムは特に人間に身近なものです。なぜかというと体内に存在してますからね。

どういうことかというと心拍です。一定リズムで心拍がリズムを奏でていますが、母体では母親の心拍が聞こえており、生まれる前からリズムを認識しています。

このリズムの効果は運動時にも大きく、たとえばオリンピックで走り幅跳びや走り高跳びの選手が跳躍前に客に向かってリズムの提供を求める光景はだれしも見たことがあるはず。

あの手拍子ですね。手拍子はなんのために求めているかというと、助走とテンポをシンクロさせるためです。

この手拍子のテンポと助走のリズムがリンクすることで、本来以上の記録を発揮することにつながるため、一流の選手たちはわざわざ観客に手拍子を求めるのです。

世界一を争う選手たちがオリンピックの場でリズムを求めるのですから、いかに音が重要なのかが分かります。

音楽をペースメーカーとして利用する

このテンポを利用することで、ランニングのペースメーカーとして音楽を利用するのも有効です。

音楽は一定のリズムを刻んでいるため、音楽を聴きながら走る場合は音楽のリズムに合わせる必要があります。

そのため、スローペースで走る場合はリズムが遅いものを、早いペースで走りたいときは店舗の早い曲を聴いて、走る速度を音楽で調整するのです。

ただペースを意識して走るのが辛い人も、音楽で調整すればしんどさを感じにくいメリットもありますし、また音楽のリズムに合わせることでペースをコントロールしやすいのです。

前半はスローな音楽でペースをつくり、ラストスパートでは店舗の速い音楽を聴いてスピードを上げれば、気持ちだけで走るよりもぐっと記録を出しやすくなるでしょう。

音楽は記憶にも有効!

また、音楽と動きを同期することで記憶を促進する効果もあるといいます。たとえばラジオ対応は音楽と動きをセットで覚えることで順番を覚えやすい効果があるため、音楽と動きの暗記の関係は親密とのこと。

これをいえば、ダンスがその最たるものかもしれませんね。ダンスは音楽と結びついて生まれる身体芸術であり、音楽と動きがセットで生み出されるわけです。

表現の側面だけでなく、覚えるためにもこの音楽と動きのセットは非常に重要なのはいうまでもないでしょう。

音楽は辛いトレーニングが楽しくさせる!?

また池田裕二教授によると、運動時に音楽を聴くとドーパミンが発生して心地よさを与えるため、運動による辛さが生じにくくなるといいます。

そのため運動のシンドさに悩んでいる方は、とりあえず音楽聴いとけば解消されるってえわけです!

実際にボクシングのハードワークで音楽をかけると、辛い練習を乗り越えやすくなるという話もあります。

ということで、ここからはボクシングトレーナーの話をピックアップして紹介します。

音楽には精神的な力もかなりあり、ポジティブな音楽を聴けば精神が現実とある意味乖離し、ポジティブな精神状態となるのです。

これは雑踏の中でお気に入りの曲をヘッドホンで聴き、自分の世界に浸ることと似ているでしょう。だれしも外にいながら音楽をヘッドホンで聴いて自分だけの世界に浸り、リラックスしたり集中した経験はあるはず。

これがスポーツ時にも効果を発揮し、音楽を聴くこそでメンタルをコントロールできるのです。

ハードなトレーニングをしているときこそ、ハードな音楽やポジティブな音楽を聴くことはオススメ!

音楽は集中力を上げて練習量も増やせる!?

また、ポジティブな音楽を聴くことでフローという状態になりやすいです。フローとは集中した状態を指します。音楽を聴いているとこの集中状態になるとシンドさを感じにくくなります。

これは音楽ライブやフェスに参加した人が、前述したように3日間でシャレにならないカロリーを消費するときにも表れています。

特に夏フェスで3日間炎天下の中で運動しろなんて言われればほとんどの人は不可能です。

しかし大好きな音楽が爆音で流れているなかでテンションマックスで動き回ることでシンドくないからこそ可能になるのです。

つまり音楽を聴くことで集中して運動を続けられるため、運動時間を伸ばしてエネルギー消費も促せますし、練習量もアップできるというわけです。

てことは音楽聴きながら運動すれば痩せやすいし、さらに練習の質まで上がって上手くなるというわけです。

音楽を聴けば運動したくなる!!

運動効率が軒並みよくなる音楽の効果、いかがでしたでしょうか?

運動が好きな人にも苦手な人にも、音楽はスーパー恩恵があります!

運動のパフォーマンスをアップしたい人は大好きな音楽をじゃんじゃん見つけてください。

運動が苦手な人は、運動する前にまず大好きな運動をじゃんじゃん探してください。

それこそが運動につながるんですからあ!!!!!!