これから様々な人気アーティストを紹介していこうと思っています。記念すべき第一回は若者から絶大な人気を誇る女性アーティスト、テイラー・スウィフトを紹介します。
この記事の前半はテイラー・スウィフトの人気曲、後半は彼女に関する詳しい情報お届けいたします。
テイラー・スウィフト(Taylor Swift)
テイラー・スウィフトは米国の女性歌手・シンガーソングライターです。また、女優として映画やドラマにも出演しています。
今でこそかなりポップな曲調になっていますが、元々はカントリーシンガーです。カントリーシンガーでここまで世界中でヒットしたアーティストは近年かなり珍しい存在ですね。
そんな彼女が音楽に目覚めたのが9歳の頃。カントリー歌手のリアン・ライムス、他にはシャナイア・トゥエインやディクシー・チックスなどに影響を受けたそうです。
(余談:1998~1999年あたりのシャナイア・トゥエインは良い曲を出してて、個人的にも好きでした)
出身は米国ペンジルバニア州ですが、14歳の時にテネシー州のナッシュ・ビルに移ります。
14歳でRCAレコードと契約し、ソニーATVミュージックパブリッシングに最年少で採用されます。その後は、RCAレコードとの契約を解消し、ビッグ・マシン・レコードのスコット・ボーケタに注目され移籍しています。
彼女は若い頃から非常に恋多き女性でした。それは今でも変わりません。多くの失恋を経験し、それが曲作りの原動力でもあり、歌詞にも表れています。
とまあ、これ以上の細かい話はひとまず置いといて、人気のある曲を紹介していきます。
テイラー・スウィフトおすすめ楽曲
まずは2014年発売の最新アルバム『1989』からの人気楽曲を紹介します。
画像をクリック・タッチするとYouTubeが埋め込まれます。

『Blank Space』
2014年発売して大ヒットしたアルバム『1989』からの一曲。YouTubeでの視聴回数は16億回(2016年6月現在)を超えていている大人気の楽曲です。
音楽動画を配信する「VEVO」史上最も早く10億回再生、公開日の再生回数が一日で2100万回再生などの記録を樹立した楽曲です。
もちろん、ビルボードでも首位を獲得しています
『1989』といえば、2016年の第58回グラミー賞では、「年間最優秀アルバム賞」を獲得しています。
ビルボード最高位:1位
チャートイン:36週

『Shake It Off』
こちらも同じくアルバム『1986』からの曲です。YouTube視聴回数は14億回を超え、ビルボードでも首位を獲得しています。ポップな楽曲で人気も高く、去年(2015年)は至る所で流れていた印象です。
ミュージックビデオに出ているダンサー達もカッコイイ。
ビルボード最高位:1位
チャートイン:30週

『Bad Blood ft. Kendrick Lamar』
出演者が超豪華で話題のミュージックビデオ。ちなみにその出演者を全て紹介すると、
- セレーナ・ゴメス
- レナ・ダナム
- ケンドリック・ラマー(この曲でフューチャーしてるラッパー)
- ヘイリー・スタインフェルド
- セラヤ
- ジジ・ハディッド
- エリー・ゴールディング
- マーサ・ハント
- カーラ・デルヴィーニュ
- ゼンデイヤ
- ヘイリー・ウィリアムス
- リリー・オルドリッジ
- カーリー・クロス
- ジェシカ・アルバ
- シンディ・クロフォード
- マリシュカ・ハージティ
- エレン・ポンピオ
という超豪華メンバー!!(何者か知らん人もいるけど…)
ビルボード最高位:1位
チャートイン:25週

『Style』
個人的には、この曲が一番好きですね。低音+ギター+単調なビートのシンプルな曲ですが、音の重ねかたがGood!!ミュージックビデオもオシャレでイイ感じです。
ビルボード最高位:6位
チャートイン:14週

『Wildest Dreams』
2015年は間違いなくテイラー・スウィフトの年でした。
英MAXIM誌が発表する「2015年最もホットな女性100人」の第1位に選ばれています。
ちなみにこの年、テイラーは一年で380億円ほど稼いだとか…。ちょっと分けてよ…。
2016年には、第58回グラミー賞で「年間最優秀アルバム」「最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム」「最優秀ミュージック・ビデオ」の3冠を獲得しています。「年間最優秀アルバム」の受賞は第52回グラミー賞に続き2度目で、女性では史上初の快挙だそうです。
テイラー・スウィフトと言えばこの曲
お次はテイラー・スウィフトを大人気アーティストへと押し上げた、有名楽曲を紹介します。
画像をクリック・タッチするとYouTubeが埋め込まれます。

『You Belong With Me』(2009年)
ビルボードで2位まで上がった楽曲。後に紹介する『Love Story』とこちらの曲は、テイラーの出世作ですね。当時はかなり流れていた記憶があります。
恋に恋する乙女感があって良いね。
ビルボード最高位:2位
チャートイン:50週

『We Are Never Ever Getting Back Together』(2012年)
この曲でテイラー・スウィフトを知ったという人も多いのではないでしょうか。
テレビ番組『テラスハウス』に起用されて日本でも大ヒットしたテイラーの代表曲です。日本国内で130万ダウンロードを超えるヒットです。
別れた恋人がヨリを戻そうとするんだけど、それを全力で拒否するという内容の曲。
ビルボード最高位:1位
チャートイン:24週

『I Knew You Were Trouble』(2012年)
こちらも2012年の楽曲でテイラーの代表曲の一つ。アルバム『RED』の中で最も好きな曲だとテイラー自身が語っています。
ビルボード最高位:2位
チャートイン:36週

『22』(2013年)
2013年にヒットしたのがこちらの曲。

『Mine』(2010年)
ビルボード最高位:2位
チャートイン:23週

『Love Story』(2009年)
セカンドアルバム『Fearless』からの楽曲。ビルボードで4位、iTunesのランキングでは2位まで上昇した楽曲。テイラー・スウィフトの名を世に知らしめたヒット曲です。
ビルボード最高位:4位
チャートイン:49週
『You Belong With Me』と『Love Story』を収録しているアルバム『Fearless』は第52回グラミー賞で最優秀アルバム賞を獲得しており、これは史上最年少の快挙でした。
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デビュー間もない頃の曲

『Tim McGraw』
こちらの曲は、テイラーの記念すべき代表曲。発売されたのは2006年で、今から10年くらい前の曲です。同時に発売されたアルバム『Taylor Swift』はビルボードで5位まで上昇し、カントリー部門では首位を獲得しています。
この頃と比べると、今はだいぶ見た目が洗練されたイメージがありますね。

『Our Song』
こちらは3枚目のシングルで、カントリーのチャートで6週連続で首位という大ヒットを記録しています。
楽曲の紹介は以上です。しかしまあ、こうやって人気の曲を並べてみると、改めて凄さが分かりますね。どんだけ売れたら気が済むの!?
元々はカントリーをメインで歌っていましたが、最近ではポップ色が強い曲やラッパーをフィーチャリングした曲を出したりと、幅広いジャンルの曲を歌っていますね。
他にもある、テイラー・スウィフトの曲一覧。
Everything Has Changed ft. Ed Sheeran(2013年)
Red(2013年)
Begin Again(2012年)
Ours(2012年)
The Story Of Us(2011年)
Mean(2011年)
Back To December(2011年)
Teardrops On My Guitar(2009年)
Fifteen(2009年)
テイラー・スウィフトが人気の理由
音楽の人気はもちろんですが、テイラーの人気の理由はその美貌とファッションにもあるのは間違いないでしょう。
テイラーは可愛いし美しい
彼女には可愛さもあるし、女性としてのセクシーな美しさもあります。
おみ足も美しい、まるでモデル!天は二物をお与えですか?!
等身大でいてアメリカンドリームの体現者
そして人気の秘密は、等身大であり、それでいてアメリカンドリームの体現者であることでしょう。彼女の曲は常に、恋もするし失恋もする等身大の女性。女性の共感を得ることができます。
その等身大の普通っぽい女性が、結果として世界中で大ヒットを記録するアーティストになる。とても夢がある話ですよね。アメリカンドリームの体現者としても憧れと尊敬を集めているのでしょう。
テイラー・スウィフトを振り返る
彼女がどのような経歴を送ってきたのかを、ここで改めて紹介しておきます。
売れすぎる若き女性アーティスト
まずは、テイラー・スウィフトがどれだけ売れていたのか?という情報を。もはや女性アーティスト史上、もっとも売れたのではないでしょうか。その物凄い記録を追っていきます。
2006発売のデビューアルバムはまずまず
その後の大ヒットに比べると見劣りしてしまいますが、デビューアルバムはまずまずの成績を残しています。
2006年10月に発売されたデビューアルバム『Taylor Swift』はビルボードのアルバムチャートでは初登場19位。最高では5位まで上昇しています。カントリー部門では首位を獲得しています。
当時から期待の新人だと注目されたいました。当時まだ16歳ですからね。その歳でビルボード最高5位は注目されるでしょう。
2000年前後まではカントリーソングは人気がありましたが、その後は失速している感があります。そんなカントリーで若い女性アーティストですから、注目されるのは必然ですね。
2009年最も売れたアルバム
2008年発売のアルバム『Fearless』はその後2009年になっても売れ続け、2009年アメリカで最も売れたアルバムになりました。年間通してずっとチャートに入り続けたモンスターアルバムです。300万枚以上のセールスを記録しています。
さらに、2010年の第52回グラミー賞では、最優秀アルバム賞を含む4部門を受賞。弱冠20歳で最優秀アルバム賞を受賞するのは、史上最年少の記録でした。
2010年発売『Speak Now』
テイラーの勢いはとどまりません。2010年発売のアルバム『Speak Now』は初週で104万枚を記録。アルバムが400万枚以上を売りあげます。
2012年発売『Red』も大ヒットを記録
『Fearless』『Speak Now』が大ヒットし、グラミー賞を受賞しましたら、続く『Red』も期待通りの売り上げを記録します。
ます、先行シングル『We Are Never Ever Getting Back Together』は、1週間で623,000ダウンロードを記録します。これは「女性による1週間の最多セールス記録」で、「全体でも2位の記録」だそうです。それだけ、発売前から期待されていたのが分かります。この曲は英米はもちろん、日本でも大ヒットしています。ファンでなくても聴いたことがあるでしょう。
先行シングルが大ヒットし、発売された『Red』は発売初日からバカ売れ。たった一日で50万枚(!)を売り上げます。たった一日ですよ!そして初週で121万枚を売り上げます。1週間で121万枚…別次元。
さらにこの年、ビルボードHOT100に50曲をチャートインさせた最速記録を樹立します。それまでの記録はアレサ・フランクリンのデビューから14年と6カ月。テイラーはこれを6年と1カ月で達成します。バケモノだ…。
2014年発売『1989』もモンスターアルバム
『Fearless』、『Speak Now』、『Red』がモンスター級アルバムでしたが、次のアルバム『1989』も凄かった…。
アルバムチャートでは初登場首位で、第1週で128万枚を記録。これは2002年のエミネム『ザ・エミネムショウ』の132万枚に次ぐ記録です。年々アルバムが売れなくなっている音楽業界では、物凄い快挙です。
発売が10月の終わりと、2014年のだいぶ後半であったにも関わらず、この年最も売れたアルバムになります。およそ366万枚を売り上げました。
2013年、2015年最も稼いだアーティスト
『Billboard』誌が発表した最も稼いだアーティストで、2013年と2015年に堂々のトップに輝いています。
2013年はおよそ4000万ドル。2015年はそれすら上回る、7350万ドル。およそ80億円近くの金額を一年間で稼いだことになります。羨ましすぎる…。
とまあ、彼女がどれだけ凄いかはこれで伝わったかと思います。
テイラー・スウィフト情報
音楽とはあんまり関係ありませんが、テイラーの情報を色々紹介していきます。
カルヴィン・ハリスと交際・破局
有名DJのカルヴィン・ハリスと交際をしていましたが、15ヶ月で破局してしまったようです。テイラーほどのお金持ち美女と破局するなんて勿体ないなー。
ちなみにこの二人、2015年に『最も稼いだカップル』の1位に選ばれていました。当然と言えば当然か。
ケイティ・ペリーと不仲説
同じく大物女性アーティストのケイティ・ペリーとは不仲説が流れています。『1989』収録の『Bad Blood』は、ケイティ・ペリーに向けた曲だという噂もあります。
先日は、ケイティ・ペリーのTwitterアカウントがハッキングにあい、テイラーに向けたツイートをしたことが話題になっています。
社会貢献活動
2012年に、故郷ナッシュヴィルにある「カントリー・ミュージック殿堂博物館」に400万ドルを寄付しています。
他にも、テイラーの大ファンで、話をするのが夢という癌を患う12歳の少女に電話をかけて夢を叶えてあげたというエピソードもあります。これは感動モノですね。
アルバム一覧
『Taylor Swift』(2006年)
『Fearless』(2008年)
『Speak Now』(2010年)
『Red』(2012年)
『1989』(2014年)
こうやって見ると、2年ごとに新しいアルバムを出しているので、今年(2016年)の末頃にはまた新曲が出るかも??
音楽・人気・記録・ファッション・美貌・収入。全てが完璧に近いキャリアを送っている女性テイラー・スウィフト。そして恋愛事情。次は誰と付き合って騒動を巻き起こしてくれるのでしょうか。これからも彼女の動向から目が離せません。
今回は人気No.1女性アーティストのテイラー・スウィフトを紹介しましたが、今後も色んなアーティストの特集も書いていこうと思います。
乞うご期待!!
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