Kindle(キンドル)とは?各モデルの違い・スペック比較、おすすめモデル!

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現在Kindleには3つのモデルが存在します。同じKindleなのに何が違うのでしょうか?

今回は、Kindleを持っていない人にも分かるように、3種類の違いを解説していきます。

Kindleの購入を考えているという方は、ぜひ参考にしてください。

そもそもKindle(キンドル)とは?

Kindleというのは、Amazonが販売している電子書籍リーダーです。電子書籍を読むための端末ですね。

電子書籍はAmazonのサイトやアプリ、Kindle端末内などで購入することができます。

文字などの表示には「E Ink」が使われています(E Inkについては次の章をごらんください)。「E Ink」は目に優しいので長時間の読書に最適です。

KIndleに使われている「E Ink」とは?

「E Ink」とはKindleや楽天のKobo、ソニーのReaderなどに採用されている電子ペーパーのことです(正確にはアメリカの企業名)。

通常の液晶画面だとバックライトが使われていますが、E Inkにはバックライトがなく目が疲れないんです。

しかも、一度表示されれば電力を消費しないので、非常に省エネなのです。

一般製品においてはまだカラーの表示には対応していません。

ただ、電子ペーパーの開発はかなり進んでおり、カラー表示はすでに実現しています。

これが一般的な製品に利用される日も近いのではないでしょうか。

Kindleのメリット

Kindleのような電子書籍リーダーには、紙の本と比較していくつかのメリットがあります。

持ち運びがとにかく楽

普通の書籍だと何冊も持ち歩くと大変ですよね。それでも気分によっていくつか本を持っておきたいこともあるでしょう。

電子書籍なら一つの端末でたくさんの本を持ち運べるので楽ですね。

サイズも割と小さめなので、常にカバンに入れて持ち歩けます。

欲しい本がすぐに手に入る

紙の本だと、読みたい本があった場合書店に行って探すのが普通ですよね。書店に行っても「取り扱ってない」、「在庫がない」なんてこともあります。

お店やネットで注文しても、手元に来るのが数日後になってしまいますし。

その点、電子化されていれば在庫を気にせず購入することができますし、Wi-Fi環境があればすぐにダウンロードができます。

「〇〇という本を読みたい」と思ったその時点で本を購入することができるのです。

かさばらない・省スペース

紙の本は、たくさん購入するとかなりスペースをとりますね。私も家に大量の本があったのですが、部屋をさらに圧迫させていました。

本があるだけで引っ越し費用もたかくなってしまうし…。

その点、電子書籍はデータなのでかさばることがありません。Kindleで一番小さいサイズの4GBでも数千冊の本を保存することができます。

数千冊なんて一生かけて読む冊数ですよね。

書籍がちょっと安く買える

全ての書籍ではありませんが、一部の電子書籍は紙の本より数十円~数百円安くなります。

チリも積もればなんちゃらかんちゃら。たくさん本を読む人には嬉しいですね。

Kindleのスペック・価格比較

個々のモデルの説明をする前に、まずはざっくりと各モデルの違いをスペック表にしてみました。

はみ出た部分は横にスワイプ・スクロールしてご覧下さい。

モデル Kindle Kindle Paperwhite Kindle Oasis
価格(広告つき)
(2019年12月15日現在)
¥8,980 ¥13,980
(32GB ¥15,980)
¥29,980(8GB)
¥32,980(32GB)
価格(広告なし)
(2019年12月15日現在)
¥10,980 ¥15,980
(32GB ¥17,980)
(無料4G 22,980)
¥31,980(8GB)
¥34,980(32GB)
(無料4G ¥40,980)
内蔵ライト あり-LED 4個使用 あり-LED 5個使用 あり-LED 25個使用
明るさの自動調整機能付き
ページ送り タッチスクリーン タッチスクリーン タッチスクリーン
ページめくりボタン付き
解像度 167 ppi 300 ppi 300 ppi
防水性能 なし あり あり
バッテリー 数週間
明るさ設定13、ワイヤレス接続オフで1日30分
数週間
明るさ設定10、ワイヤレス接続オフ、一日30分使用
数週間
明るさ設定10、ワイヤレス接続オフ、一日30分使用
接続 Wi-Fi Wi-Fiまたは
Wi-Fi + 無料4G
Wi-Fiまたは
Wi-Fi + 無料4G
重量 174g Wi-Fi : 182g
Wi-Fi + 無料4G : 191g
188g
サイズ 160 x 113 x 8.7 mm 167 x 116 x 8.18 mm 159 x 141 x 3.4-8.4 mm
ディスプレイサイズ 6インチ 6インチ 7インチ
反射抑制スクリーン あり あり あり
ストレージ 4GB 8GB/32GB 8GB/32GB

念のために「4G?」「広告つき?」って人のために説明をしておきます。

4Gとは?

KindleにはWi-Fiのみのモデルと、4G回線が利用できるモデルがあります。4G回線と言っても月額料金を支払う必要はなく、Amazonが負担してくれます。

この4G回線はAmazon商品の検索やダウンロードに利用できます。

ただし、一部書籍、コミックのような大きいデータのダウンロードでは使用することができません。

サイズの大きい電子書籍はWi-Fi環境でダウンロードしてください。

「広告つき」とは?

「広告つき」を選択すると2000円お得になる代わりに広告が表示されるようになります。

広告が鬱陶しいと思う人は2000円出して「広告なし」を選択しましょう。

広告があっても気にならない人は「あり」でお得に購入しましょう。

3つのモデルの特徴

「Kindle」、「Kindle Paperwhite」、「Kindle Oasis」の3つのモデルがあります。

ここではそれぞれの端末の特徴を解説していきます。

Kindle

ただの「Kindle」は、無印Kindleと呼ばれます。他のモデルと区別するために、ここでは無印Kindleと表記します。

Kindleシリーズの中では、最も価格の安いモデルです。

カラーはホワイトブラックの2色展開です。

お手頃な値段で購入できますが、いくつかの点で他のモデルと異なります。

他のモデルが解像度が300ppiに対して167ppiです。防水機能は付いていません。

ストレージは4GBなので、漫画のようなサイズの大きい電子書籍を多くダウンロードするには物足りないかもしれません。

ただ、前の無印Kindleはフロントライトが付いていませんでしたが、新しい無印Kindleはフロントライトが付いています。

フロントライトの有無は重要で、かなりコスパが良くなった印象があります。

広告つきで8,980円、広告なしで10,980円となっています(価格は2019年12月19日現在)。

内蔵ライト あり-LED 4個使用
ページ送り タッチスクリーン
解像度 167 ppi
防水性能 なし
バッテリー 数週間
明るさ設定13、ワイヤレス接続オフで1日30分
接続 Wi-Fi
重量 174g
サイズ 160 x 113 x 8.7 mm
ディスプレイサイズ 6インチ
反射抑制スクリーン あり
ストレージ 4GB
最大数千冊(書籍の場合)
Amazonコンテンツは
クラウドに無料・容量無制限に保存可能

Kindle Paperwhite

Kindle Paperwhiteは無印Kindleの上位版です。

以前はホワイトもありましたが、現行モデルのカラーはブラックのみです。

はじめてのKindleでよく分からないという人は、とりあえずKindle Paperwhiteを買っておけば問題ないと思います。それくらいコスパが高いです。

無印Kindleより解像度(300ppi)が高く、防水機能もあるので安心です。

価格差がそこまでないので、個人的にはPaperwhiteがおすすめです。

価格表

(8GB価格表) 広告つき 広告なし
Wi-Fi ¥13,980 ¥15,980
Wi-Fi + 無料4G
(32GB価格表) 広告つき 広告なし
Wi-Fi ¥15,980 ¥17,980
Wi-Fi + 無料4G ¥22,980

価格は2019年12月19日現在。

8GBでは無料4Gモデルはありません。

Kindle Paperについての詳しい説明はこちらの記事をご覧ください。

内蔵ライト あり-LED 5個使用
ページ送り タッチスクリーン
解像度 300 ppi
防水性能 あり
バッテリー 数週間
明るさ設定10、ワイヤレス接続オフ、一日30分使用
接続 Wi-Fiまたは
Wi-Fi + 無料4G
重量 Wi-Fi : 182g
Wi-Fi + 無料4G : 191g
サイズ 167 x 116 x 8.18 mm
ディスプレイサイズ 6インチ
反射抑制スクリーン あり
ストレージ 8GB/32GB

以前はストレージが32GBのマンガモデルというモデルがありました。

新しいKindle Paperwhiteは32GBもあるので、存在価値がなくなりマンガモデルの販売は終了しました。

Kindle Oasis

最近新型が発売されたばかりのKindle Oasisです。

ストレージは8GBと32GBの2種類があります。

他にも、ページめくりボタンがあり、ディスプレイも7インチと大きめです。

少しサイズが大きめの端末になります。

内蔵ライト LED 25個
明るさの自動調整機能付き
ページ送り タッチスクリーン
ページめくりボタン付き
解像度 300 ppi
防水性能 あり
色調調節ライト あり
自動画面回転機能ト あり
バッテリー 1回の充電で最大6週間利用可能 (明るさ設定13、ワイヤレス接続オフで1日30分使用した場合)。ライトの設定やワイヤレス接続の使用状況によって利用できる時間は異なります
接続 Wi-FiまたはWi-Fi + 無料4G
重量 188g
サイズ 159 x 141 x 3.4-8.4 mm
ディスプレイサイズ 7インチ
反射抑制スクリーン あり
ストレージ 8GB/32GB

Kindle Paperwhiteとの違いは主に、液晶サイズ、色調調節ライト、明るさ自動調整機能、人間工学的デザイン、自動画面回転機能、ページ送りボタンです。

価格表(32GB)

広告つき 広告なし
Wi-Fi ¥32,980 ¥34,980
Wi-Fi + 無料4G ¥40,980

価格表(8GB)

広告つき 広告なし
Wi-Fi ¥29,980 ¥31,980
Wi-Fi + 無料4G

価格は2019年12月19日現在。

おすすめモデルはどれ?

今Kindleを買うなら、Kindle Paperwhiteがおすすめです。

以前はKindle Oasisだけが防水でしたが、新型のKindle Paperwhiteはついに防水になりました。

しかも、8GBと32GBの容量を選べるのもポイントです。

これだけハイスペックになって、価格も安いPaperwhiteが最もコスパが良いと言えるでしょう。

Fire/Fire HD タブレットとの違い

Amazonが出している端末に、Fire 7、Fire HD 8、Fire HD 10というの物があります。

FireKindle全くの別物です。

まず、Fireシリーズは電子書籍リーダーではなくタブレット端末です。ですので、アプリをダウンロードしたり、ネットサーフィンをしたりできます。

もちろん電子書籍も読めますが、Kindleのような目の疲れない仕組みにはなっていません。

iPadなどの端末に比べると動作が遅くて、機能はそこまで充実していないので、ちょっと微妙ですが、価格はかなり安いです。

Kindleではカラーで閲覧ができないので、カラーの電子書籍を読みたいときに使用するという方法もあります。

「E Ink」ではないですし、バックライトで照らされるのでKindleとは違って目が疲れやすいのは注意が必要です。

Kindleが電子書籍専門に対してFireシリーズは動画も観れるので、プライムビデオやNetflixなどの閲覧用に使用してもいいでしょう。

前述しましたが、Fireのスペックはあまり高くないので、個人的にはFireシリーズを買うならiPadを買ったほうがいいとは思います。

Kindleを購入するならAmazonプライムに入るのがおすすめ

ちなみにAmazonプライムには入っていますか?

もしKindleを購入するのであれば、アマゾンプライムに入るのがおすすめです。

なぜかと言うと、AmazonプライムならPrime Readingというサービスがあり、対象の電子書籍が無料になるからです。

対象の電子書籍はそこまで多くありませんが、買おうと思った書籍がたまたま無料なんてこともあります。

また、年に一度開催されるプライムデーでは、Kindleがめちゃくちゃ安く買えます。

プライム会員の年会費は4900円で(月額プランなら月額500円)、様々な特典が受けられます。

私ももちろんプライム会員に入っています。

送料無料、時間指定やお急ぎ便が無料、プライム・ビデオ、Prime Music、Prime photos、プライム・デー(会員限定セール)、プライム会員限定クーポンなどなど、私が数えただけでも20個以上の特典がありました。

アマゾン プライムの詳しい内容はこちらの記事をご覧下さい。

Amazon Prime(アマゾン プライム)は本当に最高!会員特典やメリット、年会費・支払方法など – SHIROMAG

まとめ

以前は無印Kindleのスペックが微妙だったのですが、フロントライトが搭載されてからコスパが良くなりました。

少しでも低価格で買いたいのなら、無印Kindleでも問題ないでしょう。

無印Kindleの値段に少し足せば、Kindle Paperwhiteが買えます。

解像度が高くて防水機能があるので、コスパ重視ならKindle Paperwhiteがおすすめです。

正直Kindle Oasisは贅沢品です。お金に余裕があり、スペックを妥協したくないという人向けですね。

この記事を読んで、それぞれの違いが分かったでしょうか?

ぜひKindleを購入して、読書ライフを満喫してください。

 

注意:価格などの情報は2019年12月19日現在のものです。最新の情報と異なる場合もあります。詳細はリンク先にて確認してください。

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