ブログのSEOを強化しよう
2016年10月に記事を加筆・修正しました。
せっかくブログを運営するなら、アクセスが多い方がやりがいがあります。
TwitterやFacebook、はてなブックマークなどの一時的なアクセスがあっても、それは長続きしません。安定的にアクセスを増やすにはSEO対策を必ず行ない、Googleなどの検索エンジンからの流入を増やしましょう。
今回は、ブログを運営する上で必ず行ってほしいSEO対策について書いていこうと思います。項目はかなり多くなりますが、実践すれば必ず検索流入は増えるはずです。
当ブログでもSEO対策を行い検索流入も増えてきたため、安定的に数万のアクセスを稼ぐようになりました。記事の更新は少な目ですが、毎日たくさんの検索流入があります。
追記:2016年3月現在、約20万ほどのPVがあります。ブログを書いている時間はそこまで長くありませんが、SEO対策をしっかりと行えばそこそこのアクセスは見込めます。
SEOについては以前も書きましたが、今回はさらに内容を拡大して文字数の許す限り網羅していこうと思っています。
ブログのアクセスを増やしたいのであれば、下記のことを実践して下さい。
目次
1.最も重要なのが「良質なコンテンツ」
Googleなどの検索エンジンから評価されるには、良質なコンテンツである必要があります。どのような記事が良質なコンテンツなのでしょうか。
「良質なコンテンツ」を作るには、「ページやサイトの滞在時間が長い」「他のページも読みたくなる」を意識することがとても重要です。
1-1.たくさん書く
検索エンジンに評価されるには、文章のボリュームがないといけません。手を抜いたスカスカの文章では評価はされません。
最低でも1500文字。できれば、2000文字以上書くようにしましょう。もし、「この記事は力を入れて書きたい」という記事があれば、3000文字以上書いて下さい。
「あんまりたくさん書いたら、読む人が疲れてしまうのではないか?」と思うかもしれません。しかし、その情報が欲しいと思った人は、長い文章でもしっかり読んでくれます。
たくさんの情報を網羅して書いておけば、「この記事を保存しておきたい」と読者は思うでしょう。読者がブックマーク(例えば、はてなブックマークやPocket)しておきたいと思うような記事に仕上げましょう。
情報を出し惜しみすることはやめて、一つ一つの記事を全力で書いて下さい。
追記:
ブログで生活している人と話をしてみると、クラウドソーシングで記事の執筆依頼をしている人が結構多いみたいです。
クラウドソーシングというのは「仕事を依頼する人」と「仕事を受注する人」をマッチングするサービスです。
このようなサービスで記事を増やすのはアリですね。ブログデザインやカスタマイズの依頼もできます。
私自身クラウドソーシングで仕事を受注して記事を執筆していた経験がありますが、ちょっとした副業にもなるので試しに仕事を受けてみるのもおすすめです。
1-2.図や表を入れる
検索して開いた記事が良質な記事であれば、長い時間滞在して読むと思います。少しでも長い時間閲覧してもらうことが、SEOには大切です。
図や表を入れることで、それらを眺めるために時間をかけます。読者が欲しい情報が分かりやすく図や表でまとめられていれば、必ずじっくり眺めるはずです。
文章だけだと、分かりにくい説明もあると思います。図や表を使って分かりやすく説明するように心がけましょう。ズラーと長文だけの記事よりも、アクセントとしての図表があると閲覧者の精神的な負担も軽減されるはずです。
SEO対策は、読者のためになるように工夫することが必須だと考えましょう。
1-3.間違った情報を書いてはいけない
間違った情報が書いてあると、読者は読むのをやめてしまいます。読者がページからすぐに離れてしまうようなブログは、検索エンジンは評価しません。
書いたことが本当に正しいのか、しっかり調べて下さい。他のWEBサイトの情報だけでなく、本や新聞などの信頼できるソースから情報を提供しましょう。
1-4.その分野について専門性はあるのか
できる限り、ブログのネタは統一するように心がけましょう。例えば、「ダイエット」に関するブログであれば、「ダイエット」に関する情報をできる限り書くようにして下さい。
ダイエットブログなのに、突然「株で儲ける方法」という記事を書いたとしても、その記事は検索エンジンからは評価されにくいです。
SEO対策には専門ブログが一番です。テーマを絞って、専門性のあるブログにしましょう。まあ、読む分には雑記ブログも面白いですけどね(謎のフォロー)。
1-5.パクリはダメ、絶対
他のサイトから得た情報を、ただ単に載せただけでは検索エンジンから評価されません。検索エンジンは、似通ったサイトがあった場合、後から更新された記事の評価を下げるようになっています。
多少評価を下げるならまだしも、転載された記事の著者がGoogleに報告をするようなことがあれば、ペナルティを受ける可能性もあります。そうなってしまうと、上位に表示されるのは難しくなってしまいます。
パクリに関してはSEOだけの話ではなく、著作権に抵触する可能性もあるので絶対にやめましょう。
1-6.分かりやすい文章になっているか
あまり難しい言葉を使ってはいけません。ブログというのは書物とは違い、不特定多数の人が目にします。どんな人が読んでも分かりやすい、平易な言葉を選んで書くようにして下さい。
難しい言葉を書くと頭が良さそうに見えますが、本当に頭が良い人というのは、難しいことを噛み砕いて説明できる人です。
1-7.誤字脱字をなくす
あまりに誤字脱字が多いと、記事の信頼度が落ちてしまいます。「この記事、適当に書いてないか?」と思われてしまいます。誤字脱字が多いだけで読むのをやめてしまう可能性もあります。
信頼度の低いサイトはSEOにおいても評価を下げてしまいます。記事を書いたら、読み返して誤字脱字がないか必ずチェックしましょう。
1-8.読みやすい構成・レイアウトになっているか
ただ淡々と文章だけの記事だと、読者も疲れてしまいます。箇条書きが良い場合は箇条書きにしたり、強調したい所は文字の色を変えたり下線を入れたりしましょう。
また、文字の大きさが小さすぎたり、逆に大きすぎるのもいけません。自分で読んでみて、適切な大きさにしましょう。
1-9.過去の記事を加筆・修正しよう
過去に書いた記事をほったらかしにしていませんか?それはもったいないです。過去の記事を加筆・修正することで、さらにSEOを強化することができます。
なぜなら、検索エンジンは最新の情報に更新されているページを高く評価するからです。
私たちは何か調べる時に、Google検索をしますね。その時、古いサイトばかりが表示されて欲しい情報が手に入らないこともあると思います。
Googleはそのような古いページを上位表示させる検索エンジンであってはいけないと考えています。そのため、古い情報が残ったサイトはできるだけ上位表示させないようになっています。
記事に書いたデータが古くないですか?今は2016年ですが、2010年のデータを参照していませんか?あるいはもっと古い情報になっていませんか?
リンクを貼ったページはまだ存在しますか?リンク先のページがリンク切れになっていると、「このサイトはメンテナンスを怠っている」とみなされ、評価を下げてしまいます。
過去の記事も、たまに読んでみて下さい。そこで古い情報があれば最新の情報に更新して下さい。検索エンジンは定期的なメンテナンスをしっかり評価してくれます。
1-10.記事をたくさん更新する
記事をたくさん更新すると、ブログ内でリンクがたくさん生まれます。内部リンクを増やすことで、クローラの滞在時間が長くなり評価が上がりやすくなります。
そもそも、記事が少ししかないブログというのはほとんど評価されません。まずは、どんどん書いてみて下さい。
記事をたくさん書くと、そのブログがどのようなキーワードで検索されているのか知ることができます。検索流入からのアクセスがどれくらいあるのかを知るには、Google Search Console というツールがあるので必ず利用しましょう。
ここで一つ注意点です。ある程度記事数が増えてきたら、前述したようにしっかりと過去記事の加筆・修正に時間をかけましょう。
記事を更新することばかりに力を入れると、過去記事に宝が眠っていることを見逃してしまいます。定期的にSearch Consoleで検索されているページを確認してみましょう。
1-11.サブブログを作ろう
メインのブログのコンテンツが豊富になってきたら、サブブログも作ってみましょう。サブブログからメインブログにリンクを貼ることによって、メインブログのSEOが強化されます。
サブブログを作るコツですが、無料のブログサービスを使っている場合、サブブログは別のサービスを使った方が被リンクの効果が上がります。
メインがはてなブログなら、サブをlivedoorにしてみるとかですね。
WordPressを使っているなら、現在使っているサーバーとは別のサーバーを利用した方がいいでしょう。
追記:
サブブログからの被リンクですが、最近ではあまり評価されません。時間に余裕がなければ無理して作る必要はなさそうです。
ここまでは基本的な所を紹介しました。この後はさらにSEOを強くする内部対策について書いてきます。
2.SEO強化のための内部対策
ここからは、もっと専門的な内容を書いていこうと思います。正直、上の項目に書いたことを徹底すれば、ほとんどのキーワードで上位表示されると思います。
しかし、ライバルが多いキーワードで上位表示を狙うなら、さらにSEO対策を強化していく必要があります。細かいことにはなりますが、上位表示させるための参考にしてみて下さい。
2-1.スマートフォン対応になっているか
これはもう、基本中の基本です。ブログサービスを使っていれば必ずスマホ対応できるようになっているので、かならずスマホ対応させましょう。これはもはや当たり前です。
たまに、PC表示は綺麗に表示されているのに、スマホで見ると残念なブログがあります。レイアウトが崩れていたり、文字サイズが大きすぎたり小さすぎたり。
逆ですね。今の時代、スマホでの閲覧の方が多いです。ですから、スマホで綺麗に表示させることを先に考えるべきなのです。
2-2.パンくずリストを設置する
パンくずリストというのは、よくWEBサイトの上部に見られる、
TOP > ニュース > 経済
↑こういうやつです。パンくずリストがあると、そのページがどのジャンルにあるのかが分かるので閲覧者の使いやすさ、いわゆるユーザビリティが向上します。
ユーザビリティが良ければ、検索エンジンの評価が高くなるのは言うまでもない。
2-3.内部リンクを貼る
記事を書いたら、関連する過去記事を必ず貼ってください。さらに、過去の記事にも新しい記事のリンクを貼りましょう。そうすることで他の記事も一緒に読まれる可能性が高くなるので、ブログの離脱率を下げる効果があります。
一回の訪問ですぐにブログから離脱されるのと、他のページを読んでくれるのとではPV数もかなり違ってきます。
前述しましたが、内部リンクがあるとクローラが長くブログ内を滞在するので、SEOの効果があります。
2-4.重要なキーワードをタイトルや見出しに入れる
検索させたいキーワードがあったら、必ず記事のタイトルに入れて下さい。例えばこの記事では「ブログ」と「SEO」がキーワードになります。
欲張ってたくさんのキーワードを詰め込みすぎてもいけません。「SEOやHTMLを見直してブログをアクセスアップさせる方法」となると単語が多すぎて何がキーワードか分かりづらくなってしまいます。
ブログの名前にもキーワードを入れるのが理想ですね。節約関連のブログであれば、「〇〇の節約ブログ」なんてタイトルを付けた方が俄然強くなります。
ブログのタイトルにキーワードが入っていると「専門ブログ」って感じがするので、閲覧者も安心しますし。
2-5.複合キーワードを考える
「ブログ」というキーワードで上位を狙うのはほぼ不可能です。「ブログ」で検索するとアメブロやYahoo!ブログなどが上位に表示されます。
しかし、「ブログ 副業」とか「ブログ アクセス数」とかで調べると個人ブログが表示されると思います。
このように、上に書いたタイトルとh1に入れるキーワードは、二つの複合キーワードの方が上位表示される可能性が高くなります。
3つの複合キーワードまでなら良いと思いますが、あまりキーワードを入れすぎると効果が分散されてしまうので、2~3つくらいにしておきましょう。
2-6.ページの読み込み速度を速くする
ページの読み込みが遅いと、ユーザーは記事を読む前にブログから離れてしまいます。ブログをかっこよく見せたいばかりに、jQueryでアニメーションつけまっくたり、カスタマイズしすぎるとページの読み込みが遅くなってしまいます。
正直なところ、私自身もjQueryを使ってサイトをカスタマイズしたいのですが、できる限りjQueryの使用は抑えています。ブログのアクセスアップにはデザインよりもまずSEOです。
あと、広告を貼りすぎるのも良くありません。
2-7.サイトの構造を最適化しよう
サイトの適切な構造というのは、大見出しがあって中見出し・小見出しがあるべきです。
その見出しにあたるのが、h1タグやh2タグ、h3タグなどです。構造としてはh1タグの後にいきなりh3がくるのはおかしいので、h1の後はh2タグという順番をきちんと守りましょう。(なぜ、はてなはh2がないんや…)
追記:
最近では見出しの順番はそこまで重要視されていないようです。あまり神経質になる必要はないですね。
2-8.独自ドメインを取得しよう
無料のブログサービスを使っている人向けの話。
「はてなのドメイン使ってるお前が言うな」とか言われそうですが、本当は独自ドメインを使った方が良いです。
なぜかというと、同じドメインのサイトは基本的に2つまでしか検索結果に表示されないからです(これは例外もあります)。一つまでしか表示されないことも多いです。
また、使っているブログサービスが終了したり、ブログサービスのドメインの評価が下がってしまうケースも考えられます(FC2ドメインの評価が下がってるという噂もあったり…)。
独自ドメインを取得するなら、「お名前.com」が有名ですね。
追記:
どうやらGoogleのアドセンスを利用するには独自ドメインが必須になっているようです。独自ドメインにするのは必須ですね。
2-9.適切なリンクの貼り方
内部リンクを貼る時、貼り方にはコツがあります。
https://www.notitle-weblog.com/ このようにURLにリンクを貼るのは効果が薄くなってしまいます。
ブログのアクセスアップを詳しく説明した記事 リンクを貼る時は、リンク先の説明(キーワードを含める)に貼ったほうが効果が高くなります。
追記:
キーワードを含むリンクも最近ではあまり良くないそうです。もしリンクを貼るなら、記事タイトルにしておくのが無難ですね。
こんな感じ↓↓
2-10.広告を貼りすぎない
やたらと広告がべたべたと貼られているサイトってありますよね。広告が多いページというのは検索エンジンの評価を下げてしまいます。
さらに広告の表示には時間もかかるため、読み込み時間が長くなるので2重にマイナスです。
そもそも広告ばかりの記事を読みたいとは思わないですよね。SEOを強くするには読者を第一に考えないといけないのは、何度も書きました。
広告の貼り付けは必要最小限に抑えて下さい。
最終的には良質なコンテンツ
SEOというのは、ある程度テクニックが必要になってきますが、本当に大切なのは「良質なコンテンツ」であることです。
他の人に紹介したい、ブックマークして保存したい、読者登録したい、そう思えるコンテンツを作っていくことが、最高のSEOです。
どんなにSEO対策をしても、中身がスカスカの記事では上位表示はされません。Googleの検索エンジンはかなり賢いですね。
あなたの記事は上位に表示されて恥ずかしいものじゃないですか?自信を持って読んでもらえる記事だと思いますか?
他の記事には負けないという自信作を書きましょう。
Googleは日々進化しており、昔のような見せかけの被リンクで上位表示できる時代は終わりました。これは、新規の参入もしやすいということにもなります。
実際、数年前にGoogleの検索エンジンは大きな仕様変更があり、それまで検索エンジンを欺いてきた低品質なサイトが上位から消えていきました。
Googleはより良いページを上位に表示することを理念としています。その理念に沿ったサイトを作ることが一番のSEO対策になることは間違いありません。
これまでブログを運営していて分かったのは、既に上位表示されているページを上回る情報量、そしてそれを解りやすく書くことが大切だということでした。
SEO関連サービスまとめ
最後に、SEO対策に使えるサービスを紹介しておいます。
SEO対策済み記事の作成
あなたの代わりにSEO対策済みの記事を作成してくれるサービスです。
記事執筆やデザイン・カスタマイズなどの依頼
ココナラは記事作成だけでなく、サイトのイラストやデザイン・カスタマイズなどの依頼ができます。また、SEOの相談なんかもできるみたいですね。
さきほど紹介したランサーズ。ココナラと同じくさまざまな仕事の依頼ができます。
この二つは仕事の依頼だけでなく、自ら副業でやってみても良いと思います。
他にもこんな記事書いてます。
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