今回は、電子書籍と紙の本を比較して、それぞれの優れいている点を紹介していきます。
電子書籍と紙の本を両方買って読んでいる中で、両者のメリット・デメリットがあると感じました。
この記事は、紙の本を読んでいるけど電子書籍にも興味があり、購入を検討している人にぜひ読んで欲しい内容になっています。
どちらにも一長一短はあるので、両者を比べて自身にあるスタイルを見つけてください。
電子書籍のメリット(紙の本のデメリット)
ここでは、電子書籍のメリットを紹介していきます。
電子書籍のメリットは、紙の本のデメリットの説明でもあります。
かさばらないので持ち運びが楽
電子書籍は薄くて軽いので、持ち運びがとても楽です。
1つの端末にたくさんの書籍を保存しておくことができるので、複数の本を読みたい時には便利です。
紙の本だとかさばりますし、数冊持ち歩くとかなりの重さになってしまいます。
安く買える
Kindleや楽天konoで電子書籍を購入する場合、紙の本より安い価格になります。
数十円から数百円は安くなるので、書籍代の節約になります。
紙の本だと紙代やインク代、運送費がかかるので値段が少し高くなります。
暗いところでも読める
電子書籍にはライトが付いているものがあるので、暗いところでも読むことができます。
夜寝室で読書をする時に便利です。
紙の本だと電気をつけて読まないといけないので、電気を消すのが面倒だったり、消し忘れて寝落ちすることもあります。
汚れる、折れ目がつく心配がない
紙の本は汚れたり、折れ目が付いてしまう心配があります。
Kindleなどの電子書籍リーダーの中には、防水機能が付いているモデルもあり、飲み物をこぼしてしまっても壊れないので安心です。
紙の本だと飲み物をこぼしてしまうと汚れて落ちないことも稀にあります。
実際私にも、紙の本にコーヒーをこぼして汚してしまった経験があります。
Wi-Fiさえあればいつでもどこでも本が購入できる
電子書籍はWi-Fiを利用して書籍をダウンロードします。
Wi-Fiの環境さえあれば、思い立った時にすぐ購入できるので便利です。
紙の本だと本屋に行ったり、ネットで配送してもらう必要があるので、書籍を手に入れるのに手間があります。
読みたい本をすぐ読めるのが、電子書籍のメリットです。
在庫切れの心配がない
本屋に行ったけど欲しかった本がない、Amazonで注文しようとしたけど入荷待ちになっている。そんな経験はないでしょうか?
その点、電子書籍には在庫切れというのがないので、電子化されている書籍なら在庫を心配する必要がありません。
紙の本のメリット(電子書籍のデメリット)
電子書籍には上記のようなメリットがありますが、紙の本の方が優れいている点もいくつかあります。
電子化されなくても買える
全ての本が電子化されている訳ではなく、中には電子書籍では読めない本もあります。
その点は電子書籍の弱い点であり、紙の本が優れています。
とはいえ、読んでいる本のジャンルにもよりますが、電子化されていない書籍はそこまで多くありません。
紙の本は売ることができる
紙の本は、いらなくなったら古本屋に売ることができます。
ただし、電子書籍は安く買える分、紙の本が得とは言い切れない面はあります。
紙の本が高く売れる場合なら、得になるでしょう。
稀に販売中止や絶版になってプレミアが付き、オークションで高く売れる本もあります。
貸し借りができる
紙の本は友達や知り合い、家族に貸し借りができますが、紙の書籍だとそれができません。
端末ごと貸すことは可能ですが、そんな面倒なこと普通はしないでしょう。
ちなみに、友達同士での本の貸し借りは違法にはなりません。
著作権法第26条の3 : 著作者は、その著作物(映画の著作物を除く。)をその複製物(映画の著作物において複製されている著作物にあつては、当該映画の著作物の複製物を除く。)の貸与により公衆に提供する権利を専有する。
不特定多数の人に貸すのはダメですが、少人数の友達に貸すくらいならOKなのです。
充電切れの心配がない
電子書籍は定期的に充電をしないといけません。
充電を忘れてしまうと出先でバッテリーが切れてしまい、読書ができなくなることがあるかもしれません。
一方、紙の本は充電の必要がないので、電源の心配をせずに本が読めます。
ちなみに私が使っているKindleは一度充電を満タンにすると長時間バッテリーが切れないので、充電切れして読めなくなる事態になったことはありません。
基本的に電子書籍リーダーはバッテリーの消耗が少ないので、過度に心配する必要はありません。
内容に最適化されたサイズ
紙の書籍には様々なサイズがあります。それは、本の内容によって最適なサイズが異なるからです。
文字だけの本であれば小さくても良いですが、図や表、画像がある場合は大きい方が見やすいです。
電子書籍はディスプレイの大きさが小さいので、大きくして読むことができません。
本の内容に最適なサイズにできるのが、紙の本の強みです。
カラーで読める
Kindleなどの電子書籍リーダーは、白黒のみでカラーには対応していません。
図鑑やデザイン系、写真系の本は電子書籍に向いていません。
とはいえ、電子書籍にはE-Inkという技術が使われていますが、E-Ink自体はカラーに対応できるようになっています。
今後はKindleでもカラーで読める日は来るでしょう。
紙の本を扱う本屋の良いところ
ここからは紙の本というより、本屋の良いところになります。
本屋の良いところ=紙の本のメリットだと思って読んでください。
試し読みがしやすい
電子書籍には試し読みができる物もありますが、読めるページが予め決められています。
一方、本屋なら納得がいくまで本の中身をチェックできます。
買った後に「思っていた内容と違っていた!」と後悔するのを未然に防ぐことができるのです。
実際Kindleで本を購入したら思っていた内容と違っていて、後悔した経験はあります。
一度に多くの本が探せる、目に入る
本屋の良いところは、知らない書籍と出会えることです。
電子書籍は「知っている本」を探すのは簡単ですが、「知らない本と出会える」という視点では本屋に軍配が上がります。
もちろん、Amazonなどの電子書籍の販売ページでおすすめの本や関連書籍、ランキングから本を探すことはできます。
しかし、一度に目に入る本の数が圧倒的に多いのが本屋です。
比較的大きな本屋であれば細かいカテゴリー分けがされているのも、本と出会える理由です。
私が利用している電子書籍リーダー
これから電子書籍リーダーの購入を検討している方は、どの端末を買えば良いのか悩むかもしれません。
私が利用しているのは、Amazonが販売しているKindle Paperwhiteです。
これより上位のKindle Oasisというモデルもありますが、価格差ほど性能差がある訳ではありません。
Kindle Paperwhiteは値段の割りにスペックが良いので、満足感は非常に高いです。
電子書籍リーダーの購入を検討されているなら、Kindle Paperwhiteをおすすめします。
また、頻繁に本を買うなら、AmazonのKindle Unlimitedという対象の電子書籍が読み放題のサービスもあるのでチェックしてみてください。
Kindle Paperwhiteについては、以下の記事で詳しく紹介しています。
Kindle Paperwhite(キンドル・ペーパーホワイト第10世代)購入レビュー!感想・スペック比較 | SHIROMAG
楽天経済圏にいるなら、楽天Koboもおすすめ
もし、楽天のポイントを貯めるのを優先させたいなら、楽天のKoboを買うという手もあります。
楽天Koboで書籍を買うと、その月のポイントが+0.5%増える特典があります。
また、楽天カードや楽天モバイルの利用などで、楽天ポイントで優遇されているユーザーはかなりお得になります。
Kindle Paperwhiteと比べて性能差がほとんどないので、こちらも検討してみてください。
まとめ
この記事では、電子書籍と紙の本の違いを紹介しました。
両者の違いが理解でき、
この記事を参考に、自分のスタイルで読書を楽しんでください。
他にも、こんな記事があります。