私は数年前にキャッシングローンやリボ払いで滞納をしたために、ブラックリスト(信用情報に事故情報がある状態)になってしまいました。
一時はクレジットカードはもちろんのこと、携帯の分割支払いすらできない状態でした。
そんな私でも作ることができたクレジットカードを紹介します。
クレジットカードの支払いで滞納をしてしまった、審査に落ちてしまったという人は参考にしてください。
目次
私のブラックレベル
ブラックリストと一口に言っても、その度合いは人それぞれ違います。
私がどれくらいのレベルのブラックリストだったかと言うと、
- クレジットカードの長期延滞
- カードローン(いわゆる消費者金融)から100万円ほどの借り入れ
- 携帯電話の分割支払いで審査落ちる
と言う感じです。
上記の状態からは数年経っているので、ある程度の信用は回復してはいます。
ブラックリストでも作ることができたクレジットカード2枚
ブラックリストの私でも作ることができたカードは現在2枚あります。
それは楽天カードとYahoo!カードです。
どちらも年会費無料で作ることができ、比較的審査が緩いと言われているクレジットカードです。
以下で、それぞれのカードの特徴やおすすめポイントを紹介していきます。
楽天カード

還元率 | 1% |
---|---|
年会費 | 無料 |
ブランド | JCB・VISA・Mastercard・アメリカンエクスプレス |
保険 | 【海外旅行傷害保険】最高2,000万円 |
利用者数が日本一を誇るクレジットカードが楽天カードです。
多くの人が発行しているだけあって、審査は比較的緩いと言われています。
楽天カードの特徴は、以下のような内容になります。
楽天市場での買い物でポイントアップ
楽天での買い物ではポイントが+2倍になります。通常の楽天での買い物に比べると、3倍ポイントがお得になるのです。
つまり、楽天の買い物した時、100円で1ポイントから100円で3ポイントになります。
内訳は通常ポイントが100で2ポイント、1ポイントは期間限定ポイントになります。
クレジットカード利用のポイントを加味すれば、合計4%のポイントが付与される計算になります。
楽天市場で買い物をすると、かなりポイントが稼げるのでお得です。
ポイントが使いやすい
クレジットカード会社は独自のポイントサービスを行なっていますが、楽天カードのポイントの使いやすさはピカイチです。
楽天市場にある膨大な商品で使えるので、利用する商品が選び放題です。
クレジットカード会社によっては「ポイントが使える対象が微妙…」というパターンもあるので、その点は楽天カードが便利です。
楽天Edy一体型が便利
コンビニなどで電子マネーを使う人は多いと思いますが、楽天Edy一体型の楽天カードはとても便利です。
申し込み時に自動チャージ(後から設定も可能)にしておけば、わざわざチャージしなくても設定した金額を下回ると自動でチャージされます。
楽天Edyの利用とチャージ両方でポイントが貯まるので、ポイントの二重取りも簡単にできます。
まず作るなら楽天カードがおすすめ
この後Yahoo!JAPANカードについても説明しますが、両方使ってみた感じだと楽天カードの方がおすすめです。
特に、楽天で買い物をする人は必須のクレジットカードです。
デザインが微妙と言う点以外では、大きな不満はありません。
無料なら十分すぎるほどの満足度です。
Yahoo!JAPANカード

還元率 | 1% |
---|---|
年会費 | 無料 |
ブランド | JCB・VISA・Mastercard |
保険 | ショッピングガード保険 プラチナ補償(月額490円税抜) |
nanacoへのチャージでポイント還元
現在、nanacoへのチャージでポイントが還元されるクレジットカードは少なくなっています。
Yahoo!JAPANカードは、nanacoへのチャージでポイントが還元される数少ないカードです。
入会時と買い物でTポイントがもらえる
2019年1月25日現在、Yahoo!JAPANカードに入会すると期間限定ポイントが4000ポイントもらえます。
有効期限は申込月を含む5カ月目の15日までで、
- Yahoo! JAPAN
- LOHACO
- GYAO!
での利用に限定されています。
さらに、一回の利用で期間限定ポイントが2000ポイント(3回まで)もらえます。
全てのポイントを獲得すれば、合計10,000ポイントもらえる計算になります。
使えるお店は限られますが、かなりお得なキャンペーンです。
特典は少々物足りない
還元率は1%で悪くはないのですが、それ以外の特典はさほど魅力にかける内容かもしれません。
私はnanacoチャージ用でYahoo!JAPANカードを使っているのですが、メインのカードは今の所楽天カードです。
ただ、Tポイントはリアル店舗では加盟店が多くて利用しやすいので、楽天で買い物をしないという人はYahoo!JAPANカードの方がいいでしょう。
そもそもブラックリストとは?
厳密に言うと、ブラックリストと言うものが実際に存在する訳ではありません。
個人のクレジットカードやローンを利用した履歴が以下の機関に記録されます。
- 全国銀行個人信用情報センター(KSC)
- 株式会社 シー・アイ・シー(CIC)
- 株式会社日本信用情報機構
どの機関に記録されるかは、金融機関によって異なります。
もしクレジットカードやローンなどの支払いを延滞したり債務整理をしたりすると、これらの機関に「事故情報」として残ってしまうのです。
事故情報が記録されている状態を、一般的に「ブラックリスト」と読んでいるのです。
この記録は最長5年(自己破産だと10年)残ります。
長いですが、時間がたてば記録から消されます。
審査に通りやすくする方法
クレジットカードの審査を通りやすくする方法はいくつかあります。
キャッシング枠はなしにする
キャッシングは、ATMで現金が借りられる機能です。
ほとんどのクレジットカードでキャッシング機能が付けられますが、「なし」にした方が審査に通りやすくなります。
「キャッシングを希望する」→「お金を借りたい」と解釈されるためです。
そもそもキャッシング自体あまりおすすめできないので、「なし」にしておきましょう。
審査に落ちたら最低6ヶ月は開けてから申し込む
審査に落ちた後、別のクレジットカードを申し込む場合は6ヶ月開けてから申し込むようにしましょう。
クレジットの申し込みをした記録は半年間記録されるからです。
残っているローン(住宅・自動車ローンを除く)は早めに完済する
消費者金融・カードローンなどの借り入れがある場合、早めに完済するようにして下さい。
ローンの借り入れ残高が残っている場合、クレジットカードの審査が通りにくくなります。
ボーナスなどの臨時収入があったら、使わずにまとめて返済に当てた方がいいです。
それでもクレジットカードの審査に通らない場合
クレジットカードに申し込んでみたけど、やはり審査に通らないと言う場合もあるでしょう。
その場合は、デビットカードをひとまず作っておきましょう。
ほとんどのデビットカードは審査不要で作ることができます。ブラックになってしまった人でも基本的に作ることができます。
デビットカードの特徴
先ほども少し触れましたが、デビットカードには以下のような特徴があります。
- 原則、審査が不要
- クレジットカードのように使える
- 銀行口座の残高が即座に引き落とされる
あまり知られていませんが、多くの場所でデビットカードが利用できます。
Amazon(Amazonプライムの利用料)や楽天などのネットショッピングや、クレジットカードの加盟店でデビットカードが利用できます。
銀行口座にある残高分しか利用できないので、使いすぎて支払いができなくなることがありません。
クレジットカードに比べると微々たるものですが、一応ポイントも還元されます。
私もクレジットカードが作れない間は、デビットカードを利用していました。
クレジットカードの代わりとして、かなりおすすめできます。
まとめ
一度審査に落ちてしまうと、「もうクレジットカードを作れないかもしれない」と思うかもしれませんが、諦めてはいけません。
クレジットカードの会社によっては審査が緩い場合もあるからです。
また、上記のように審査に通りやすくする方法も試してみて下さい。
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