チケットの転売は違法行為?

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今回は、チケット売買・チケット転売の違法性について調べてみました。

「チケットの売買って違法?」なのかどうか気になる人もいると思います。そんな人はこの記事を参考にしてください。

 

チケットの転売は違法?

結論から言いますと、売買によってお金を儲ける「転売目的」かどうかがポイントとなるようです。

「転売目的」での売買は迷惑防止条例によって禁止されており、罰金もしくは禁錮刑に課せられます。

罰則に関しては都道府県によって異なります。東京都であれば「6カ月以下の懲役又は50万円以下の罰金」が課せられます。

「公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例」の第二条に定められています。ちょっと長いですが、該当する部分を引用します。

(乗車券等の不当な売買行為(ダフヤ行為)の禁止)
第二条 何人も、乗車券、急行券、指定券、寝台券その他運送機関を利用し得る権利を証する物又は入場券、観覧券その他公共の娯楽施設を利用し得る権利を証する物(以下「乗車券等」という。)を不特定の者に転売し、又は不特定の者に転売する目的を有する者に交付するため、乗車券等を、道路、公園、広場、駅、空港、ふ頭、興行場その他の公共の場所(乗車券等を公衆に発売する場所を含む。以下「公共の場所」という。)又は汽車、電車、乗合自動車、船舶、航空機その他の公共の乗物(以下「公共の乗物」という。)において、買い、又はうろつき、人につきまとい、人に呼び掛け、ビラその他の文書図画を配り、若しくは公衆の列に加わつて買おうとしてはならない。
2 何人も、転売する目的で得た乗車券等を、公共の場所又は公共の乗物において、不特定の者に、売り、又はうろつき、人につきまとい、人に呼び掛け、ビラその他の文書図画を配り、若しくは乗車券等を展示して売ろうとしてはならない。
(平一三条例九六・一部改正)

引用元:公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例

 

また、継続して転売買して営業を行う場合は古物営業法に基づく古物商許可が必要になります。

転売目的で売買を繰り返していると、古物営業法にも抵触する可能性もあります。無許可で営業を行うと、「3年以下の懲役又は100万円以下の罰金」に処さるそうです。

 

実際に逮捕される事例もあります。

嵐のチケットを無許可で転売した25歳女を逮捕 1000万円を売上げか – ライブドアニュース

 

このように転売目的のチケットの売買は条例で禁じられている上に、古物商許可がないと違法行為になります。

お金儲けをしたいからといって、チケットの転売に手を出さないようにしましょう。

モラルの問題も

条例・法律で禁じられているだけでなく、本当にチケットを欲しい人が、チケットを手に入れられないという問題もあります。

楽しみにしていたライブ・コンサートのチケットがダフ屋や転売屋に先に買われるのは腹が立ちますよね。

このように転売は、人に迷惑をかける行為です。

 

チケット転売問題について取り上げたこのような記事もあるので一読してみて下さい。

なぜ今、「転売NO」と訴えたのか――チケット高額転売問題、音楽業界の“本音” (1/5) – ITmedia NEWS

 

転売屋から買うのは違法?

転売屋からチケットを購入するのを禁じる法律はありません。ですので、買う側で罰則を受けるようなことはありません。

しかし、転売屋が横行するのは、購入する人がいるからとも言えます。間接的に転売屋に加担してしまっているとも言えます。

明らかに転売屋だと思ったら、その人からチケットを購入することは極力控えましょう。買ってしまうと味を占めてしまいますから。

 

「転売目的」ではない場合は?

しかし、転売目的ではなく、用事ができてチケットが不要になったために他の人に売りたいという場合もありますね。

その場合は違法にはなりません。

後になって転売目的なのではと疑われないように、定価を大幅に上回るような金額で売るのは控えましょう。

定価もしくは安い価格で売るのが無難ですね。

 

運営側が禁止している場合もある

(転売目的ではなく)不要になったチケットを他の人に売買する行為は違法ではありませんが、ライブやコンサートの運営側が禁止している場合もあります。

実際にチケットを購入した本人かを識別する顔認証のシステムを導入しているイベント・アーティストも存在します。その場合、どんな理由にせよ、他人から購入したチケットでの入場は不可になります。

チケット1枚“数十万円”のケースも……高額転売を撲滅せよ 「顔認証」はライブイベントを変えるか (1/3) – ITmedia NEWS

 顔認証を導入するほど、高額な転売は問題視されているのです。

 

詐欺にも注意

問題は高額転売だけではありません。売買掲示板などで直接やりとりをした場合、詐欺などのトラブルが発生する可能性もあります。

チケット売買では詐欺行為も横行しています。「お金を振り込んだのにチケットが届かない」「偽物が届いた」ということが実際に起こっているようです。

 

ある程度信頼できる所で買う

できる限り信用できる人やサイトから買いましょう。

チケット売買の専門サイトでは、売り手の本人確認を義務化したり、代金の受け渡しを代行してくれるので安心です。

安心してチケットを買うために、チケット売買専門サイトを利用しましょう。

  

チケットキャンプで見つからない場合は、「チケット流通センター」も探してみましょう。

人気のチケット多数掲載中!【チケット流通センター】

 

それでも見つからない場合はこちら記事でチケット売買の方法を多数紹介しているので、参考にしてください。

チケットを売買できるサイト(アプリ)・掲示板・オークションまとめ – SHIROMAG

転売屋に加担しないように

どうしても行きたい気持ちは分かりますが、高額な金額でチケットを売る転売屋から買うのは控えましょう。

アーティストは迷惑な転売屋が撲滅することを願っています。正当な金額でチケットを買って、多くの人にライブやコンサートに来てほしいと思っているはずです。

ファンが高額なチケットを買うことを止めて転売行為がなくなることがアーティストのためになるのです。

チケット転売問題

 

最後に

チケットの売買は自己責任でお願いいたします。何かトラブルが生じても責任は負いかねますのでご了承ください。

また、記事の内容は2017年4月5日現在の内容です。リンク先のサービス内容などに変更があるかもしれませんので、詳細はサイトをご覧ください。

 

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