デジカメの正しい選び方とおすすめカメラを教えます

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2016年10月9日に追記しました。

デジタルカメラの選び方

最近では各社たくさんのデジカメを出していて、どれを買ったらいいのか選ぶのも大変です。

今回はデジカメの選び方の解説とおすすめカメラを紹介しようと思います。今回はコンパクトカメラの説明・紹介なので、一眼レフやミラーレス一眼をお探しの方は、下記の記事がおすすめです。

一眼レフとミラーレス一眼の違いについて教えます

目次

カメラの画質を決めるのは?

カメラの画質を左右するのは、主にレンズとセンサー、映像エンジンです。レンズで光を取り込み、センサーでその光を受け取り、映像エンジンで味付けをします。

今回はレンズとセンサーについて少し触れたいと思います。あんまり深く掘り下げると時間と文字数が大変なことになるのでポイントだけ書いていきます。

開放F値とは

まずはレンズについて説明します。レンズの良し悪しを決める開放F値というものがあります。F値の数字が低ければ低いほど、光を多く取り込むことができます。

開放F値・・・F値を下げられる限界の値。F1.8とかF4.0とかレンズによって様々。数字が低ければ光を多く取り込めます。

光を多く取り込むには、F値を下げるか、シャッタースピードを遅くするか、ISO感度を上げる必要があります。

シャッタースピードを遅くするとブレやすくなりますし、ISO感度の数字を上げると画質が劣化してしまいます。ですから、F値を低くできるレンズの方が、暗い所で綺麗に撮ることができるんですね。

さらに、F値が低いと、背景をボカして撮影することができます。

背景をボカすことで、被写体が強調されますし、ごちゃごちゃした背景をすっきりさせることができます。

レンズの良し悪しを決める要素は他にも、周辺光量や手ブレ補正、コーティングなどたくさんありますが、長くなりそうなので省きます。気になる方はググってみて下さい。

センサーサイズとは

デジタルカメラの中にはセンサー(撮像素子)が入っています。フィルムカメラのフィルムにあたる部分だと思って下さい。一般的には、センサーが大きければ大きいほど高画質になります。

一般的なセンサーサイズの比較表です。※画像はイメージですので、実際のサイズ・比率とは異なります。

  • フルサイズ・・・高価格なハイエンド一眼レフに採用されているセンサーサイズ
  • APS-C・・・一眼レフや一部のミラーレス一眼で採用されているセンサーサイズ
  • マイクロフォーサーズ・・・オリンパスとパナソニックのミラーレス一眼で採用されているセンサーサイズ
  • 1インチ・・・ニコンのミラーレス一眼や高価格なコンパクトカメラに採用されているセンサーサイズ
  • 1/1.7インチ・・・比較的高めのコンパクトカメラに採用されているセンサーサイズ
  • 1/2.3・・・ほとんどのコンパクトカメラに採用されているセンサーサイズ

センサーサイズが大きいメリットはいくつかあります。まずは高画質であることです。引き伸ばしても綺麗になります。

そして、背景のボケが強くなります。背景をボカすことについては前述しましたね。

さらに、暗い所でも綺麗に撮影ができます。暗い所ではISO感度の数字を上げなくてはいけません。ISO感度の数字を上げると画質が劣化してしまいますが、センサーサイズが大きいと画質の劣化を抑えることができます。

カメラ選びのポイント

カメラを選ぶ時に、初心者が勘違いしてしまう点があります。それは画素数とズーム倍率です。画素数が多くて遠くまでズームができる方がいいと思われがちですが、そうでもないんです。

デジカメの画像は小さな点の集まりで、画素数はその点の数です。実は、センサーサイズが小さいと画素数が多くても全く意味がないのです。むしろ、画素数が多すぎると暗い所でのノイズが増えるというデメリットもあるくらいです。

画素数よりもセンサーサイズの方が大事なんです。これ重要。

そして、ズーム倍率。最近だと20~30倍ズームができるカメラも多く出ています。

しかし、レンズの特性なんですが、高倍率ズームは開放F値の数字が高くなってしまいます。さらに高倍率ズームのレンズは画質もあまり良くありません。(高倍率で開放F値が低いカメラもあるんですが、高いしデカイです)

高倍率ズームを使うのは、運動会やスポーツ観戦など限られた場面です。ですので、あんまりズーム使わないかもって人はズーム倍率が低いカメラの方が良いかと思います。

あると便利な機能

やっぱりWi-Fi機能があると便利ですね。Wi-Fi機能でできることは、撮った写真をスマホに直接転送することと、スマホでリモート操作ができることです。

取ったその場でスマホに送ることができると、友達にLINEで送ったりSNSへのアップがすぐにできるのが便利ですね。

そして、リモート操作。例えば、花火や夜景を撮る時には三脚を利用します。これらの撮影はシャッタースピードを遅くすると綺麗に撮れますが、カメラのシャッターボタンを直接押すとブレてしまいます。そんな時スマホでリモート操作をすればブレを抑えることができますね。

ちなみに、写真の転送だけならWi-Fi機能付きのSDカードを使う方法もあります。これがあればカメラ側にWi-Fi機能がなくても大丈夫です。(カメラによってはごく稀に使えないこともあるので、SDカードのメーカーホームページで要確認)

こちらがスマホ転送ができる、eye-fi と FlashAir。

まあ、最近のデジカメにはWi-fiが搭載しているのがほとんどなので、古い機種でなければ必要ありません。

オススメのデジタルカメラ

お待たせしました。難しいことは良いので、結局どれが良いのか知りたいですよね?

オススメのコンパクトデジカメを紹介しようと思います。

ソニー RX100 M3

オススメポイント

  • コンパクトカメラでは大きめの1インチセンサー
  • 開放F値1.8、ズームをしてもF2.8の明るいレンズ
  • Wi-Fi機能搭載
  • ソニーのセンサーは画質も良くて、暗い所での撮影も高評価
  • 画質の割にコンパクト

デジカメはソニーを買っておけば間違いないと思えるくらい良い製品だしてます。「カメラメーカーじゃないのに良いの?」と思われるかもしれませんが、今やセンサー部分はソニーが大半を占めており、画質は凄く良いです。

ただ、上の商品は割とお高めなので、予算を抑えたい人はちょっと辛いかもしれません。そんな人にはコチラ↓↓

ソニー RX100

先ほどの「RX100 M3」とこの「RX100」の違いは、

  • ズーム時は少しF値が高い。
  • Wi-Fi機能がついていない。
  • 「RX100 M3」の方が暗い所に強いセンサー

という点です。他にもありますが、大きな違いはこの3つでしょう。性能は少し落ちますが、コストパフォーマンスはとーーーても良いです。この価格なら十分すぎるくらい綺麗に撮れます。

リコー GR II

オススメポイント

  • 大型センサーのAPS-Cセンサー
  • 隅々まで綺麗にとれるレンズ
  • 開放F値2.8
  • コンパクト
  • Wi-Fi機能搭載

ただし、いわゆる単焦点レンズを採用していますのでズームはできません!

しかししかし、ズームができない分レンズ性能がすごく良くて、とーーーても高画質です。ズームができない単焦点レンズはF値が低く、隅々まで綺麗に撮れます。

でも、10倍くらいズームが欲しいなって人はコチラ。

オリンパス STYLUS-1S

オススメポイント

  • ズーム全域でF2.8
  • ファインダーが付いてるので、直射日光の下でも見やすい
  • 望遠側でのマクロ撮影が結構近づいて撮れる(これ重要)
  • 手ブレ補正が強い
  • レンズ明るいのにズームは10.7倍でそこそこ望遠
  • Wi-Fi機能

センサーサイズは1/1.7インチなので上の二つには劣りますが、手ブレ補正とマクロ撮影がとても良いカメラなのでオススメです。ちょっと大きめですが。

もうちょっと安いのが良いなーという人にはコチラ。

オリンパス SH-3

オススメポイント

  • 比較的低価格
  • ズームが24倍
  • 手ブレに強い

このカメラには5軸手ブレ補正が採用されているので、非常に手ブレに強いです。

まとめると、

高価格で画質重視

「RX100 M3」「GR II」

高価格でズーム重視

「STYLUS 1s」

低価格で画質重視

「RX100」

低価格でズーム重視

「STYLUS SH-3」

って感じです。今回紹介したカメラを買っておけば、まず問題ないと思います。

本当は一眼レフやミラーレスの紹介とか、シャッタースピードやISO感度についてもっと詳しく説明したかったんですが、あまりに長くなりそうなのでまた後日書こうと思います。

追記:一眼レフとミラーレスカメラの違いについて書きました。さらにカメラの知識を深めたい方は、こちらもあわせてご覧ください。

一眼レフとミラーレス一眼の違いについて教えます