今回は、レンタルサーバーmixhostの紹介をします。
こちらのサーバーを約半年ほど使ってみての感想や、おすすめポイント・デメリットを解説していきます。
特に、WordPressでサイトを作成したいという人には見ていただきたい内容です。
目次
mixhostの基本スペック・料金
mixhostのスペックや料金はこんな感じです。
スタンダード | プレミアム | ビジネス | |
---|---|---|---|
初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 |
月額費用 | 880円 | 1,780円 | 3,580円 |
ディスク容量 (SSD) |
150GB | 250GB | 300GB |
CPU | 仮想3コア | 仮想5コア | 仮想8コア |
転送量目安 | 2TB/月 | 4TB/月 | 6TB/月 |
マルチドメイン | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
データベース (MySQL) |
無制限 | 無制限 | 無制限 |
簡単インストール (WordPress) |
○ | ○ | ○ |
無料独自SSL | ○ | ○ | ○ |
初期費用が無料で契約できるので、気になる人は一度試しに使ってみるよ良いでしょう。
細かいメリットやデメリット、使ってみた感想などを紹介していきます。
mixhostのメリット
mixhostを使ってみて感じたおすすめポイントです。
かなり高速でストレスフリー
mixhostのサーバーは非常に高速です。
その速度は、速いと評判のエックスサーバーと同等かそれ以上です。
mixhostが使っているサーバーソフトはLiteSpeed、エックスサーバーが使っているのはnginxというソフトです。
以下の比較画像を見ると、LiteSpeedの方が処理速度が速いという結果になっています。
画像引用元Compare PHP Performance Between LiteSpeed, Apache, and Nginx – LiteSpeed Technologies
※ただし、比較の環境がLiteSpeedとnginxで異なっているので、この検証結果は参考程度にしてください。
検証結果はさておき、体感でもかなり速いので、高速であることは間違いありません。
最近では、スマホサイトでも快適に閲覧できることが求められており、Googleでもサイトの表示速度は評価の基準となっています。
表示が遅いサイトは閲覧者がイライラするだけなので、できる限りサイトは高速化するべきです。
速度が早ければWordPressでの作業もサクサクできるので、作業効率のアップにも繋がります。
アダルトサイトOK
ほとんどのサーバーは、利用規約でアダルトサイトはNGとなっています。
mixhostはアダルトサイトがOKなので、そのようなサイトを立ち上げる人にはおすすめです。
他のサーバーだと、「このコンテンツは規約的に大丈夫かなー?」とか心配することがあるかもしれませんが、このサーバーなら安心してアダルトな記事・ページを作成できます。
SSL化が無料でめっちゃ楽
mixhostでサイトを作ると、自動的にSSL化の申請が進んで、何もせずにSSL化してくれます。
※SSLの申請がスムーズという話で、サイトのSSL対応自体は別の話。
SEOのためにも、セキュリティ強化のためにも、本格的にサイトを運営するならSSL化は必須と言えます。
SSLにするとサイトの通信が暗号化されるので、パスワードや個人情報を入力する人は安全になるのです。
また、サイト運営者にとっても、WordPressにログインする時安心でもあります。
データベースの作成が無制限
普通のレンタルサーバーですと、データベースの数に制限があります。
さくらインターネットのレンタルサーバーであれば20個(スタンダードプラン)、エックスサーバーであれば50個(X10プラン)です。
mixhostのレンタルサーバーなら、データベースが無制限で作ることができます。
たくさんのサイトを運営したい、プログラミングでたくさんのデータベースを使いたいという人にはおすすめです。
WordPressのインストールが簡単
WordPressのインストールも簡単にできてしまいます。
管理画面のトップに簡単インストールがあるので、それをクリックして、
インストールをクリックして、
あとはドメインを選択して、入力事項を埋めていくだけです。
データベースは自動で生成されるので、あらかじめ設定する必要はありません。
機能の割に低価格
速度が速く、機能も充実しているmixhostですが、その割に良心的な価格です。
「出来るだけサーバーの月額料金を抑えたい」という人にもおすすめです。
PHPのバージョン
PHPは7系が高速なので、こちらを選択できるのは最低限サーバーに求めるスペックです。
さらに、PHPのバージョンをドメイン毎に選択できるのは便利で、PHP5でしか動かないシステムを使っているサイトがあっても困りません。
個人的にですが、さくらインターネットで古いシステムを抱えていて、他のサイトもPHP5で動かさなければいけないことがあり困りました。
mixhostのデメリット・不満点
安定性はイマイチ
mixhostの1番の不満点は、少し安定性に欠ける点です。
Search Consoleで確認してみると、他のサーバーではエラーがほとんど出ていないのですが、mixhostで運営しているサイトではたまにエラーが出ていることがあります。
とはいえ、さくらやエックスサーバー と比べて、「どちらかといえば劣る」というレベルで、すぐ接続できなくなるという訳ではありません。
致命的に不安定とか、そういう訳ではないので安心してください。
サポートはメールのみ
安さの秘密はおそらくこれです。電話でのサポートがないのです。
ある程度知識があれば、ググって問題を解決できると思いますが、分からないことが多くて電話で教えてもらいたいという人は、少し不安かもしれません。
「分からないことはヘルプを読んでね。それでも分からなければメールして」というスタンスです。
個人的には、この価格で利用できるなら電話サポートはいらないとは思いますが、人によってはキツイかもです。
管理画面はこんな感じ
ログインするとこのような管理画面になります。
サーバーの設定やファイルのアップロード、支払い方法など、このページから飛べるのでとても楽です。
さくらのレンタルサーバーやエックスサーバーは管理画面が複数あって、慣れてないとどこでどの設定をしていいのか分からなくなります。
その点、全ての設定が1つの管理画面にまとめられているのは楽です。
mixhostをおすすめしたい人
こんな人にmixhostをおすすめします。
- サイトを高速化するのが好きな人
- 月々の出費を抑えてサイトを運営したい人
- アダルトサイトを運営したい人
- プログラミングでデータベースを頻繁に利用する人
mixhostをおすすめしない人
こんな人には、mixhostはおすすめしません。
- ほとんどアクセスのないサイトを運営する人
- 少しでもサーバーエラーを少なくしたい人
ただ試しにサイトを作るとか、練習用にサイトを作るというレベルであれば、mixhostよりも安いレンタルサーバーはいくらでもあります。
例えば、性能は劣りますが、さくらインターネットやロリポップのレンタルサーバーなら月額500円くらいで利用できます。
本格的にサイトを運営するのでなければ、そのような安いレンタルサーバーで十分です。
まとめ
いかにサイト速度を高速化するのかが、Web制作の課題であります。
コードを最適化したり、キャッシュを利用したり、データを圧縮したりと手間暇をかけて高速化を目指していきます。
mixhostのサーバーを使えば(月々たったの800円〜!)、手間をかけずにサイトを速くすることができます。
「サイトの表示をもっと速くしたい!」という人は、ぜひmixhostを試してみて下さい。
10日間の無料お試しもできます。
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